劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の主題歌として注目を集めている、『Galileo Galilei』のニュー・シングル『サークルゲーム』(8月21日発売)のミュージック・ビデオが完成した。今回の作品は、日本を代表するアニメーション作家・村田朋泰氏とのコラボレーションによるもので、人形を少しずつ動かしながら1コマ1コマ撮影し、それをつなげてひとつの映像を作り上げる『パペット・アニメーション』という技法により制作された。
これまでも、『Galileo Galilei』のミュージック・ビデオの企画&ディレクションを担当してきた、ヴォーカル&ギターの尾崎雄貴(尾崎自身がディレクションした『青い栞』のミュージック・ビデオは、YouTubeでの再生回数が95万回を突破。楽曲のみならず、その映像世界にも注目が集まっている)が、『楽曲のテーマである「曖昧な、でも大切な、強く肩を押してくれる記憶」と「今のGalileo Galileiというバンド」を表現してくれるのは、「ドリーミーな世界観の中にあるダークさ」を持つ村田さんのアニメーションしかない』とラブコールを送ったところから今回のコラボレーションは実現した。
どこか温かくて切なくなるストーリーは『サークルゲーム』の歌詞を元に、村田氏が書き下ろしたオリジナルストーリー。尾崎が描く歌詞の世界と、村田氏が描くアニメーションの世界が見事なハーモニーを生み出し、観る人の心の奥にそっと触れるように語りかけてくるような優しい作品に仕上がっている。
只今、Galileo Galilei公式YouTubeチャンネルでは、この『サークルゲーム』ミュージック・ビデオのショートバージョンを配信中。
気になるミュージック・ビデオのフルコーラスは、今週末8月4日(日)に、東京・日比谷野外大音楽堂にて行われる10代限定のロックフェス『閃光ライオット2013』会場内のビジョンでいち早く見ることが出来るとのことなので、そちらにもぜひ足を運んでほしい。
<村田朋泰 氏コメント>
Galileo Galileiの生み出す音楽には、聴く人たちにとってのそれぞれの遠い記憶に働きかけ、切なく温かな気持ちがささやかな風のように通り抜けていくようなものがある。
僕は何度でも立ち戻り、またそこから始まっていく彼らの視点が好きだし、人というのは常にそうあるべきと思っている。だが誰にでも平等にそういった時間や場所が用意されているものではないし、そもそもそんなものは必要ないと思っている人も大勢いる。何度でも立ち戻れることによって何を得るのかはっきりしたことはわからない。だけどそれは辛抱強く自分の力で築き上げなくてはならない。
今回のアニメーションで僕がやりたかったことは、縁(ふち)であった。世界と世界の縁、そこに出会い(もしくは再会)がある。いつまでも変わらないでほしい世界と、変わっていってしまう世界。忘れ去られていくことと忘れてはいけないこと。それは些細なきっかけを通して気づくかもしれない。
Galileo Galileiは僕にとって新たな世界の出会いであると同時に、立ち戻る時間と場所であった。
◎商品詳細
Galileo Galilei
『サークルゲーム』
発売日:2013年8月21日
■期間限定通常盤(CD+DVD)
品番:SECL-1374〜1375
価格:1,600円(税込)
※「あの花」新オープニング・ムービー絵コンテ封入(絵コンテ:監督・長井龍雪)
※「あの花」書下ろしイラストジャケット(三方背スリーブケース付)
<CD>
1.サークルゲーム
2.青い栞
3.サークルゲーム(TV Ver.)
4.青い栞(TV Ver.)
<DVD>
・「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ノンクレジットオープニング(サークルゲーム Ver.)
・「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ノンクレジットオープニング(青い栞 Ver.)
■通常盤(CD)
品番:SECL-1373
価格:1,223円(税込)
1.サークルゲーム
2.Electroland
3.Jonathan
■Galileo Galilei公式YouTubeチャンネル
http://www.youtube.com/galileogalileiSMEJ
■劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』公式サイト
http://www.anohana.jp/
■村田朋泰 公式サイト
http://www.tomoyasu.net/
<関連リンク>
■Galileo Galilei公式サイト(PC・スマホ・MOBILE共通)