安藤裕子が今秋公開予定の永作博美主演映画「四十九日のレシピ」の主題歌を担当することが発表された。これは、もともと安藤のファンだったという監督のタナダユキからの熱烈なオファーによって実現したもので、劇中でも重要な意味を持つハワイアンを代表する鎮魂歌「アロハオエ」に安藤が日本語詩を書き下ろし歌っている。
6月に終えたアコースティックツアー2013でも今作が披露され、曲名等のインフォメーションがない中、別れを歌った歌詞と美しい旋律に涙するオーディエンスも多く、早くも話題になっている。
安藤が映画の主題歌を担当するのは「海原の月」以来6年ぶり。そして安藤裕子と永作博美のタッグは、’06年に話題となった月桂冠のCM以来2度目。この再タッグにも大きな期待が寄せられそうだ。
映画は、伊吹有喜の小説「四十九日のレシピ」が原作で、主演の永作博美をはじめ、共演には、石橋蓮司、岡田将生、二階堂ふみ、原田泰造ら実力派が名を連ねる、感動の物語になっている。
◎ 安藤裕子コメント
アロハオエ。さよならも愛してるもこの一言で伝えられる。今回この曲を歌って欲しいと言われた時、最初はとても戸惑いました。ハワイアンなんて知らないんだもの。ハワイアンバンドをやっていた父に思わず連絡してしまった。だけど本編を見て、歌える。そう思いました。毎日毎日、多くの人が大切な人を失い泣いている。そしてゆっくり前に進んで行く。
私だってそう。だから歌えたんだと思います。またいつかどっかで会えるんだろう。
◎ タナダユキ監督コメント
初めてお会いした時の彼女は、青いニットを着ていて、そこからのぞく透き通る肌はとてもきれいだった。茶目っ気と研ぎすまされた感性に、少女のような雰囲気を持ちながら、大人の女性の美しさを持った人だと思った。映画の最後は「Aloha Oe」と決めていた。誰の声で“去り行く人に送る唄”を聴きたいか。思い浮かんだのは、安藤裕子さんの透明感溢れる優しく甘く切ない歌声だった。
映画を作ることは、簡単には行かない。色々なことがある。出来上がった「Aloha Oe」を聴いた時、全てが報われた気がした。儚げなのに力強い奇跡のような歌声。それは映画という枠すら超えて、より多くの人に届いて欲しいと願わずにはいられない、“安藤裕子にしか唄えない” Aloha Oeだった。
■リリース
安藤裕子 デビュー10年目に放つ
渾身の7th NEW ALBUM 10/2発売決定!
■ライブ
安藤裕子 LIVE TOUR 2013
10/27(日) 名古屋 ZEPP NAGOYA
11/3(日) 大阪 オリックス劇場
11/9(土) 福岡 ZEPP FUKUOKA
11/10(日) 広島 クラブクアトロ
11/24(日) 東京 渋谷公会堂
安藤裕子 詳細はオフィシャルサイト
「四十九日のレシピ」オフィシャルサイト
http://49.gaga.ne.jp/
<関連リンク>
■安藤裕子 オフィシャルサイト