歌い手で絵師の秋 赤音がフランス、パリでヨーロッパ最大の日本文化イベント第14回「Japan Expo 2013」(7/4〜7/7)にて、ジャパンエキスポLive House(収容人数8000人)に登場、昨年はきゃりーぱみゅぱみゅ、一昨年はゴールデンボンバーと話題を集めたメインステージのライブアクトに大抜擢。それほどにフランスでの秋 赤音への注目度は高い。約40分のライブパフォーマンスは今回開催のジャパンエキスポで最も観客を熱狂させ、ヨーロッパでの大人気ぶりが証明された!
現地時間、4日午後2時よりライブスタート。会場に設置されたスクリーンを通じ、楽屋からの映像で登場。「Leia」(音源未発表)、「antinotice」「感弩Reduction」とアッパーチューンを連続して歌う。スクリーンには彼女のイラストをふんだんに使ったPVが同期し、彼女の内面からの衝動を聴覚と視覚の両側から伝える、誰も味わった事がない秋 赤音にしかできないパフォーマンスに興奮状態の会場。ところが、3曲を終えて早くも舞台から消える秋 赤音。またもや楽屋からの中継。「疲れた~」とすでに終了モードの秋に、オーディエンスは「non!」と、更なるパフォーマンスを要求。スクリーンには「Give me a light」と共に作画過程を見せる映像が流れた後、秋 赤音が再登場。
そしてバラード曲「HEAT」、ライブ初パフォーマンス「BBM」で一体となった会場は更に大きな盛り上がりを見せ本編終了。アンコールは代表的なボカロ楽曲であり、秋 赤音=絶叫シンデレラと呼ばれる代名詞となった楽曲「ローリンガール」を客席のオーディエンスと共に大合唱、初のフランスでのライブを終了した。
およそ20万人以上が訪れる日本カルチャーの祭典「Japan Expo 2013」。メインステージでのライブ以外にも数々のブースや展示スペースが設けられる。秋 赤音は、6日と7日と、日本の絵画を展示するブース「AOJI(art of Japanese)」に登場。約2~3時間のライブドローイングを行う。
近代アートの中心地であるパリを中心に絵画やイラストへの関心や感度が高いフランスにおいて、浮世絵の時代より日本のアートへの注目は高い。日本のアニメや漫画の人気も世界でも長い歴史を持つ。ニコニコ動画を舞台に歌とイラストをミックスさせたオンリーワンの表現方法を育んだ秋 赤音の登場に熱い反応を示している。フランスのJ-POPプログラムの人気ランキングでも上位を記録。今回のライブの実現へと繋がった。今回の滞在中、TVや雑誌の取材をこなし、空き時間にはルーブルやポンピドゥー・センターなども訪問する予定。
すでに香港などアジアでのライブを成功させている秋 赤音。今回のライブでヨーロッパでの活動にも手ごたえを感じている。「想像以上のヨーロッパの力に圧倒された。」と語った。
8月には台湾でのサイン会が決定する等、国内外を舞台にさらに精力的な活動を展開する予定。
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