この夏7月9日より放送開始となる関西テレビ・フジテレビ系 火曜よる10時ドラマ『スターマン・この星の恋』の劇中音楽を“髭とハットの音楽家”で話題の大橋トリオが制作・プロデュースすることがわかった。
主演の広末涼子は17年振りの連ドラ出演となり、監督は『劇場版 SPEC〜天』映画『20世紀少年』の堤幸彦、脚本は『最後から二番目の恋』『阪急電車』岡田恵和。「見たことのない面白いドラマを作りたい」という互いの意思から始まった広末演じる肝っ玉シングルマザーと謎の青年・星男が織りなすラブロマンスだ。
大橋トリオが作り出す、ロック/フォーク/JAZZを駆使した楽曲達が、ドラマをカラフルに彩る。また劇中ではデビットボウイの名曲『スターマン』を大橋トリオがカバー。堤監督との最初の音楽打ち合わせで、冗談を交じりにカバーができればと話していたところ、その後、実際に曲づくりが行われた。
最初にカバー曲を聞いた堤監督は「某洋楽有名シンガーが歌っているんじゃないかと思わず耳を疑ってしまうぐらい出来上がりが素晴らしかった。まさに新しいイメージの洋楽とも言える」と話し、「原曲の切ないイメージはそのままに、アレンジはまさに大橋トリオさんならでは。これが主人公達の感情に絡まってくると、いい化学変化が起こすんです。21世紀と70年代を大橋トリオさんが結んでくれたといっても過言ではありません」とも語った。このカバー曲は、7月9日にスタートする初回でも流れる予定で、今後も随所でカバー曲がかかるので、ドラマも見逃すことができない。
また劇版の音楽についても「大橋トリオさんがかいてくれた劇版の音楽もこれまた深いというか素晴らしい。重すぎず、軽すぎず。ドラマの編集上がりを見たんですか?と思うくらい、映像とハマるんです。センスが良くて、本当に幸せなドラマです」と感想を語った。
また大橋トリオも今回の経緯を「前回の『ハングリー!』スタッフさんにお声かけしていただき、今回『スターマン・この星の恋』のドラマ音楽を作らせていただく事になりました。ライブツアー中と重なってしまった時期でしたので、少しためらいもあったのですが、堤監督が演出されるということで、はじめにお会いさせて頂いた際に自作のCDも気に入っていただき、デモ曲も『いい感じだ』という事でしたので、僕からも、ちょっと提案しようと『デビットボウイの『スターマン』のカバーとかってどうですか?』ってきいたら、『聴いてみたい』っておっしゃってもらいました。」と語っている。
本家ヴァージョンとはまた一線を画したバラードとなっているカバー楽曲『Starman』は7月31日よりiTunes music storeにて先行で配信限定リリースが決まっている。大橋トリオの最新作『plugged』がヒット中のなか、また違った大橋の音楽マジックが堪能出来る作品となっている。
■番組情報
ドラマ『スターマン・この星の恋』オフィシャルサイト
http://www.ktv.jp/starman/index.html
初回のみ、7/9(火)よる10:15〜スタートで10分拡大。
関西テレビ・フジテレビ系 毎週火曜よる10時放送
<関連リンク>
■大橋トリオ・オフィシャルサイト