映画「SADO TEMPEST」で楽曲提供、さらには主演も果たしているジルバが、6月上旬、ニューヨークで行われた「ブルックリン国際映画祭」で最優秀作曲賞を受賞した。日本のロックバンドが、映画初出演、初主演しての最優秀作曲受賞が話題となっている。
映画「SADO TEMPEST」は、英国人監督ジョン・ウィリアムズがメガホンをとり、新潟佐渡を舞台に、シェークスピアのテンペストをモチーフとした近未来ファンタジー作品となっている。共演は江口のりこ、土屋良太、佐渡稔、市鏡赫、田中要次、本田博太郎といった豪華俳優陣が顔を揃えている。
2013年5月に行われた、シカゴ国際映画祭では、グランプリを受賞した。
ジルバは、作品中でストーリーのカギとなる主題歌「山姥」を提供。その他に劇中歌として「爆弾が飛んできた」「スパークリングハリー」「602」を、スクリーン内で圧倒的なライブパフォーマンスを披露。それらがニューヨークの映画祭でで評価される形となった。
今作でボーカルの逸見泰典は、初の役者として反骨のロックミュージシャンを見事に演じているが、今回、アクターとしてでなく、音楽部門で受賞したことは、彼らにとってあくまで”音”にこだわりつづけたバンドに違いはないという実証になったであろう。
なお、8月には、映画内で披露された4曲を含めたアルバム、「The TEMPEST」がリリースされる。
今年の夏、映像と音のテンペスト(嵐)は、ここ日本でも吹き荒れるだろう!
<リリース情報>
2013年8月21日(水)
ジルバ「The TEMPEST」
商品番号:JTBG-10002
税込定価:2000
-TRACK LIST-
1.エンドロール
2.スパークリングハリー
3.爆弾が飛んできた
4.唇
5.602
6.山姥
7.デリバリービンテージロックンロール
http://www.youtube.com/watch?v=Klm3A0bLBCA
8.陽が昇ったり沈んだり