日本を代表するサックス奏者・渡辺貞夫25年ぶりのブラジル・レコーディング・アルバムを発表

今年80歳を迎え、60年以上に亘り日本のジャズ界を牽引し続ける渡辺貞夫が72枚目のアルバムとなる、『オウトラ・ヴェス〜ふたたび〜』を本日（5/22）発表。

2014年サッカー・ワールド・カップ開催国でもあるブラジルのサンパウロで2012年末〜2013年始に亘り現地ミュージシャン等とレコーディングされたこのアルバム。ブラジルの人気ヴォーカリスト、ファビナーナ・コッツアも参加している。

渡辺貞夫は1962年ボストン、バークリー音楽院留学時にヴァイブラフォン奏者、ゲイリー・マクファーランドを通じてボサノヴァを知り、その魅力に惹かれる。1968年には初めてブラジルに渡りアルバム、『SADAO MEETS BRAZILIAN FRIENDS』を発表、45年前にブラジル音楽を初めて日本のジャズ・シーンに紹介した。1988年にはブラジルで2枚のアルバムをレコーディングするほどブラジル音楽との関わりが深い。今回のアルバムはブラジル・レコーディングの総決算であり、ブラジル音楽を愛する渡辺貞夫メロディの集大成となった。

また、このアルバムのジャケットには写真家としても有名な渡辺貞夫が撮影した美しいブラジルの風景写真が使用されている。アルバムの発売を記念して渡辺貞夫が撮影した写真パネル展が下記CDショプで開催。

また、レコーディング・メンバーらとの共演によるCD発売コンサートも予定されている。

●「渡辺貞夫が見たブラジル」写真パネル展
銀座山野楽器本店
タワーレコード渋谷店
タワーレコード新宿店
タワーレコード梅田大阪マルビル店
Joshinディスクピア日本橋店３Ｆ
※詳細につきましては、各店にお尋ね下さい。

●「渡辺貞夫　オウトラ・ヴェス　〜ふたたび〜」ツアー
７月３日（水）-４日（目）　ビルボードライブ大阪
７月６日（土）名古屋ブルーノート
７月８日（月）和光大学　ポプリホール鶴川
７月９日（火）-１０日（水）ブルーノート東京