時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
新潮社主催「女による女のためのR-18文学賞」映画化シリーズ第2弾として制作され、今年の沖縄国際映画祭に出品し、上映された「R-18文学賞vol.2 ジェリー・フィッシュ」が8月31日に公開が決定致しました。雛倉(ひなくら)さりえさんが当時16歳で記した同名小説を映画化。監督は『1999年の夏休み』(88)『平成ガメラシリーズ』(95〜99)
『デスノート前後編』(06)『ばかもの』(10)等多くのヒット作品を生みだしている金子修介。思春期少女たちの繊細かつ残酷、そして優しい愛と嫉妬の日々を透明感あふれるタッチで描いた作品となっております。これまでどのようなジャンルの作品の中でも少女に対するこだわりを示し、その瑞々しい感性を映画的に機能させてきた金子監督作品の集大成ともいえる、甘く危険な思春期ファンタスティック・ワールド。主演は共にこれが映画初主演となる大谷(おおたに)澪(みお)と花井瑠(はないる)美(み)が体当たりで挑みながら、初々しくもはかない存在感を美しく醸し出しています。共演は川村亮介、川田弘樹(ガレッジセール)、奥菜恵、秋本奈緒美、竹中直人他。是非、本作の情報を貴媒体でのご紹介をご検討くださいますようお願い申し上げます。本作品の公開劇場等の詳細は公式HPr18-jellyfish.comにて随時発表致します。
クラスの中で浮いている高校生・宮下夕紀はある日、水族館のクラゲの水槽の前で同級生の篠原叶子に声をかけられ、そこで戸惑いながらも唇を重ねた。これを機に、二人は次第に心魅かれ合うようになっていく。平凡な家庭に育つも、どこか日常への不満を抑えきれず、レンタルDVDショップの店長に身体を委ねたこともあった夕紀にとって、叶子はかけがえのない存在でもあった。しかし、常に孤独の闇を抱えている叶子は、そんな夕紀の想いを知りながら、突然クラスメイト平井からの告白を受け入れ、彼とのSEXに興じるようになる。同時に、彼女が中学時代に妊娠して堕胎したという噂まで聞こえて来て、夕紀の心は激しく乱れ始めていき……。
監督:金子修介
主演:大谷澪
主演:花井瑠美
出演:川田広樹(ガレッジセール)、川村亮介、奥菜恵、秋本奈緒美、竹中直人 他
原作 雛倉さりえ『ジェリー・フィッシュ』(新潮社より6月末刊行予定)
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー 製作:吉本興業株式会社/株式会社チームオクヤマ
?2013「ジェリー・フィッシュ」製作委員会 2013/92分/Japan/color/1:1.85/R-18
公式HP r18-jellyfish.com
2001年にスタートした新潮社主催の公募新人文学賞。文字通り、女性が執筆したものを女性独自の観点から女性編集者が選考し、女性作家が大賞・読者賞を決定する。現在の選考委員は三浦しをん(『舟を編む』)、辻村深月(『ツナグ』)の両氏。
8月31日(土) シネマート六本木 ほか全国順次公開!!