コンテンポラリー・ジャズ界の巨匠二人が27年ぶりの再共演アルバムが本日リリースされた。フュージョン黎明期から活躍する人気ピアニスト、ボブ・ジェームスと革新的なサックス・プレイで知られるデヴィッド・サンボーンが再共演を果たした貴重な作品だ。
二人が初めて共演し、1986年に発表されアルバム『DOUBLE VISION』はグラミー賞を受賞。全世界で100万枚以上のセールスを記録するほどの大ヒットを記録したが、各々のプロジェクトに多忙を極めた二人の共演コンサートは実現しなかった。
このプロジェクトが再度進んだのは二人が出演していた2008年のTOKYO JAZZ FESTIVALでのジャム・セッションだった。そのセッションをきっかけに二人は再び共演アルバムの制作を約束し、ツアーの実現に向けて準備が進められたという。
この再共演アルバムには世界で最も多忙な伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドと気鋭のベーシスト、ジェームス・ジーナスが参加。最強のクァルテットでジャズ・スタンダードや二人のオリジナル曲をネオ・アコースティック・ジャズ・サウンドで奏でた。
日本盤ボーナス・トラックとして『DOUBLE VISION』に収録されたマーカス・ミラー作曲「マプート」の再演とジャズ・スタンダード「夜は千の眼を持つ」の2曲が収録される。
尚、2013年9月に開催される第12回東京JAZZでの来日公演が予定され、CD購入者が抽選でMEET & GREETに招待されるキャンペーンも実施されている。
★リリース情報
ボブ・ジェームス&デヴィッド・サンボーン
「クァルテット・ヒューマン」
2013年5月8日発売
VICJ-61684 ¥2,625 (TAX IN)
★リンク
メーカー・サイト:
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A024348/VICJ-61684.html