今年の夏でメジャーデビュー10周年を迎えるロックバンド、NIGHTMAREが4月20日、今年2月10日から行っていた全国ツアー『NIGHTMARE TOUR 2013 beautiful SCUMS』の最終追加公演を日比谷野外音楽堂で開催。季節はずれの寒気と冷たい雨の降りしきる中、そんな外気をものともせず3000人超満員の観客と共に熱いLIVEパフォーマンスでファイナルステージを飾った。
雨の降りしきる中、「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」のSEが流れると観客は寒さを吹き飛ばすがごとき歓声で一気に会場はフルスロットルに。そんな観客に応えるがごとく、1曲目「My name is SCUMS」から「ASSaulter」と今回のアルバム「SCUMS」の代表曲が続く。ナイトメアとしてはおそらく初めてのMCなしで一気に本編17曲を演奏。会場はもはや天候のことなど忘れたがごとき一体感でメンバーと共に走りぬける。
アンコールに入り、彼らのもうひとつの魅力である饒舌なMCが展開される「今日は雨の中、本当にありがとう! 予想以上の雨だけど本当に楽しい!」(YOMI) 「今日はマジ最高に楽しい! 今日hydeサンからも『楽しくなりそうだね』とメールもらったよ」(柩)
6曲のアンコール、そしてこの日の為に用意したダブルアンコール曲「Star[K]night」(この日はあいにくの天気で星空の下というわけにはいかなかったが・・・)を持って、全24曲、約2時間30分におよぶ”SCUMS(クズたち)”の祭典は幕を閉じた。
アンコールのMCでは今年の8月でメジャーデビュー10周年を迎える彼らが同月シングルとDVDをリリースすることも発表。その後もLIVEを含むさまざまなことを考えているという嬉しい報告も。
自らを『SCUMS(クズたち)』と呼ぶ彼ら。「クズだって何でもできる」LIVEを通じてそう我々を勇気づけてくれるNIGHTMARE。2013年、メジャー10周年を超え、さらなる飛躍を期待させるLIVEであった。
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