土屋アンナとパパイヤ鈴木をゲストに迎えて、5月来日公演を行う「ブロードウェイミュージカル ヘアー」の記者発表会が行われた。
「ヘアー」は、1960年代のアメリカを舞台としたミュージカル。ベトナム戦争と若者達の青春を描いたストーリーだ。「アクエリアス(輝く星座)」、「レット・ザ・サンシャイン・イン」、「ヘアー」など、ジャンルを超えた楽曲は多くの人に愛されており、60年代の描写に一切の古さを感じさせない。自分らしく生きたい、閉塞した現実を変えたいと願う若者達の姿は多くの人を感動させた。2009年トニー賞の最優秀リバイバル作品賞に輝いた海外版が、今年、初来日公演を行う。
会見には、パパイヤ鈴木と、土屋アンナも駆けつけ会場を盛り上げた。土屋アンナは「 アクエリアス(楽曲名)は、フィフス・ディメンションのカバーを聴いて知っていました。印象的なイントロのメロディーが流れると曲の雰囲気に一気に引き込まれますよね!」と。パパイヤ鈴木が語っているところで、サプライズでウエイターに扮したミュージカルキャストが「アクエリアス」を歌いだした。
パフォーマンスをみて、「エネルギッシュな歌声に鳥肌がたちました!!」(パパイヤ鈴木)と大興奮の様子。「パパイヤさんが踊り出すかと思いました!」(土屋アンナ)と話すと会場は笑いでつつまれた。
「初演当時は2歳だったので、チェックできませんでしたが、曲が本当に良い上に、全然古さを感じさせない作品なので、とても楽しみです!」(パパイヤ鈴木)「ファッションで自分を表現させる、というヒッピースタイルにとても共感しました。ネット社会で簡単に音楽や映像が手に入る時代ですが、生で感じて、感動できるのはミュージカルならではですよね!」と、締めくくりました。
尚、「ブロードウェイミュージカル ヘアー」は5月29日から6月9日まで、渋谷・東急シアターオーブで開催される。
(問)キョードー東京