ゲイリー・クラーク・ジュニアが、3月18日代官山UNITにて初来日公演をおこなった。19時半の開演きっかりに、3人のバンド・メンバーを引き連れて姿を現したゲイリー・クラーク・ジュニア。身長190センチに迫る細身のギタリストは、特別なオーラに包まれていた。彼のメインギターのエピフォン、カジノが唸りを上げると500人のオーディエンスは熱狂に包まれた。
まずは最新アルバム『ブラック・アンド・ブルー』から、「ホエン・マイ・トレイン・プルズ・イン」。いきなり冒頭から13分以上というブルースが炸裂!!その後も最新アルバム『ブラック・アンド・ブルー』からの楽曲を中心に、白のストラトキャスターに時よりギターを持ち替え、パフォーマンスを続けた。日本独特の曲間の静けさにも、オーディエンスから手ごたえを感じていたためか、チューニングをしながら、ニッコリと何度も笑みを見せ、人懐っこい、性格の一面を見せた。これがさまざまな有名アーティストに好かれる一因なのかもしれない。
ライヴはブルースの一言では収まらない、ファルセット風のヴォーカルを取り入れたソウルフルなナンバーなどを取り混ぜ、なんと130分。
最新シングルの「エイント・メッシン・ラウンド」では、ストーンズの「サティスファクション」なども挟み込みながら、オーディエンスを魅了し続けた。
今年のフジロック出演も決まっているゲイリー・クラーク・ジュニア。この初来日公演で、日本での確かな手ごたえを得たようだ。
<3月18日 UNITで演奏された曲>
When My Train Pulls In
Dont Owe You A Thang
Please Come Home
Travis County
3 O’Clock Blues
Numb
Pretty Woman
Things Are Changin
Bright Lights
Encore:
When the Sun Goes Down
You Saved Me
Ain’t Messin’ ‘Round
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