神様最期の弟子・20歳のイケメントランペッター来日！マエストロも大絶賛！！

15歳の衝撃デビューで一躍有名になった天才トランペット奏者ルベン・シメオ(Ruben Simeo)。デビューから5年が経ち、彼が19歳で録音した3枚目のアルバム『ヴィルトゥオーゾ・バロック〜トランペット＆オルガン』(AVCL-25772・税込3,150円)がリリースされた。

トランペットの神様、モーリス・アンドレの最晩年唯一の弟子ルベン・シメオの最新作は師の十八番であるピッコロ・トランペットとオルガンによるバロック音楽。爽快な美音で超絶技巧を味わいある表現に転化させながら、堂々たる古典派音楽を聞かせる。師であるアンドレの音楽を彷彿させる華麗な音色や滑らかさだけでなく、見事な個性を発揮し、聴き応え十分だ。

1月25日に彼が出演した京都市交響楽団の定期公演は完売。バロックの名曲「ハイドン：トランペット協奏曲変ホ長調」と、アンコールに「マカレナ」を演奏し観衆を沸かせた。オーディエンスのみならず、一緒に演奏していたオーケストラのメンバーからも易々と繰り広げる超絶技巧に一目置かれる演奏ぶり。共演した指揮者の広上淳一氏もシメオの演奏を手放しで絶賛した。

来日中の演奏会は残り2公演。花火のように高く弾ける超快速フレーズ！輝かしくのびやかなカンタービレ！体中に快感が駆け抜ける爽快な美音！ぜひ体験していただきたい。彼こそが、トランペットの神様が最期に残した最高傑作なのかもしれない。

■ルベン・シメオ国内演奏会情報
2013年2月1日(金)18:30開演
広島交響楽団 第19回福山定期演奏会
会場：ふくやま芸術文化ホール　リーデンローズ
出演：三ツ橋敬子(指揮)、ルベン・シメオ(トランペット)、京都市交響楽団
曲目：
ミヒャエル・ハイドン：トランペット協奏曲第1番ニ長調
フンメル：トランペット協奏曲変ホ長調
シューマン：交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」

2013年2月3日(日)14:00開演
ルベン・シメオ　トランペット・リサイタル
会場：三鷹市芸術文化センター　風のホール
出演：ルベン・シメオ（トランペット）、下山静香（ピアノ）
曲目：
J.N.フンメル：トランペット協奏曲より第2楽章、第3楽章
ドニゼッティ（J.V.シメオ編曲）：歌劇「ラ・ファヴォリータ」の主題による変奏曲
V.コスマ：ファンタジア・イベリカ
A.アルヴァレス：ディヴァージョンズ（日本初演）
J.B.アーバン：ヴェニスの謝肉祭 ほか