2012年7月4日に満を持してメジャーから初となるアルバム『BLACK REVENGE』をリリースし、パンクキッズやロックファン、さらには全国のライブハウスや音楽関係者に大きな衝撃と注目を集めたTHE CHERRY COKE$。そんな彼らが“Revenge Of The Phantom Ship”TOUR を、1月18日(金)渋谷クアトロにて無事に完結させた。
アルバムリリース直後には京都大作戦2012に初参加するや牛若ノ舞台のトリとして出演。そして2012年7月31日〜2013年1月18日の渋谷クアトロのファイナルまで全国31公演に及ぶツアーをこなし、ツアー中にも各地のイベントや企画ライブ等に参加するなど、活動のスタンスは一切変えずライブバンドとしての実力を磨き続けてきたTHE CHERRY COKE$。渋谷クアトロのフロアは長い航海から地元に帰ってきた彼らを出迎えようと、超満員のキッズたちで開場直後から「盛り上がる準備万端!」と言わんばかりの熱気が漂っていた。SEと共に突如スクリーンにバンドの代名詞といえる海賊のムービー映像が流れ始めると早くもフロアはヒートアップ!メンバーが登場し1曲目の「LUMBER JACK RIOT」を演奏し始めた瞬間からステージ上もフロアも一気に熱狂の渦へと巻き込まれていき、1曲ごとに発生するモッシュとダイブの嵐はライブの最初から最後までおさまることを見せなかった。
本編18曲を演奏し彼らがステージをあとにしても鳴り止まない歓声。その声に応えるようにメンバーがステージに再登場し、KATSUO(Vo)が「お前らいい奴らだな!本当にありがとう!」と感謝の気持ちを伝えてアンコール2曲を披露した。それでも騒ぎ足りないフロアのキッズたちは客電ライトが付いても帰ろうとせずにメンバーを呼び続ける。すると、まさかのダブル・アンコールでメンバーが再々登場!HIROMITSU(Ba)の「本当に最後だ!お前ら騒げよ!」と最後にTHE CHERRY COKE$の代表曲の1曲「BULLET FOR VAPID BEER」でツアーからの帰航を盛大に祝した。KATSUO&HIROMITSUとフロアのキッズたちとのやり取りの言葉は少々荒めだが、そこにはTHE CHERRY COKE$と集まったキッズたちとの信頼関係と愛情を強く感じさせるものだった。「ツアーの合間に音源制作もちゃんとしてっからよ!」というKATSUOの一言に、早くも新作リリースを期待させてくれた。そして、彼らが主催するspecial program“RASCAL VALLREY”を6月に今年は東京だけでなく大阪でも開催することを発表してくれた。既に2013年も全国各地でライブを行なう計画も立てているようで、THE CHERRY COKE$が大きく飛躍を遂げる一年を確信させるツアー・ファイナルであった。
2013.01.18@渋谷クアトロ セットリスト
M-1.LUMBER JACK RIOT
M-2.BOUND PRISONER
M-3.ILL WEEDS GROW APACE
M-4.嘆きのメロディー
M-5.DEAD END
M-6.FIESTA
M-7.(IRISH) POLKA
M-8.1999
M-9.FORWARD AGAIN
M-10.アコースティックメドレー
M-11.BLUE PAIN(アコースティックVer.)
M-12.FRIENDS
M-13.Blow Away 〜Rhapsody of mermaid
M-14.Rascal Trail
M-15.THE PHANTOM SHIP
M-16.My Story 〜まだ見ぬ明日へ〜
M-17.BEQUEATH
M-18.KISS IN THE GREEN〜Drunken lovers nite〜
【ENCORE?】
EN-1.DRANK’em All〜Rainynight & Whisky〜RUDE BOY〜SPEAK EASY(メドレー)
EN-2.BULE WORKER
【ENCORE?】
EN-1.BULLET FOR VAPID BEER
■最新アルバム
5th ALBUM「BLACKREVENGE」
TKCA-73779 ¥2,500(税込)
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