渋谷慶一郎と東浩紀による”初音ミク”を起用したミニアルバム「イニシエーション」　リリースが決定！

12/12に世界初のボーカロイドによる話題の新作オペラ「THE END」(山口情報芸術センター（YCAM)にて公演）の発表を控え、、各界からの大きな注目を浴びている渋谷慶一郎と現代を代表する思想家であり、小説家としても活躍している東浩紀の作詞によるコラボレーション作品「イニシエーション」が年末の12/26にリリースされる事が決定した。今作は、制作過程の一部をGoogle+のビデオチャットサービスHangoutsにて公開し、完成した楽曲がリリースされるのか否か、と話題を集める中、ファンとしては待望のリリース発表となった。この楽曲は、新作オペラ「THE END」でも使用収録曲は表題曲「イニシエーション」のほか、初音ミクによるラップで構成された楽曲「RT/リアリティ」や、それらのリミックス作品、渋谷慶一郎のピアノと初音ミクによるアコースティックバージョンなどで、渋谷慶一郎と東浩紀がボーカロイドというフィルターを通して作り上げた、今迄には無い、新たなアプローチの「初音ミク」をリスナーは体験できるであろう。

リミキサー陣もピノキオP、ぽわぽわP（siinamota）、DJ BAKUと非常に触れ幅の広い要注目なラインナップとなっている。

また今回のCDジャケットは、amazarashiの作品などを世に送り出し、昨年、一昨年文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した新進気鋭の映像アーティストYKBXが手掛け、同じく同氏の「初音ミク」イラストがブックレットに入る事に加え、YKBXが手掛けた「イニシエーション」のMusic VideoがBlue Ray,DVDで付属するという豪華な内容になっている。
11/22(木)動画サイトにてMusic Videoを公開する予定です。

(c)Crypton Future Media, Inc

■渋谷 慶一郎
東京芸術大学卒業後、音楽レーベルATAKを設立。
2010年「アワーミュージック／相対性理論＋渋谷 慶一郎」を発表。ドラマ「Spec」、映画「セイジ　陸の魚」などの音楽を担当。多彩な活動を展開している。　

■東 浩紀
現代をリードする思想家,小説家。
主な著作に『動物化するポストモダン』（2001）
『クォンタム・ファミリーズ』（第23回三島由紀夫賞受賞）（2009）『一般意志2.0』（2011）、また、TVやWEBメディア等への出演も注目されている。