現在、モスクワ音楽院の3年生である弱冠20歳のロシア人ピアニストが、今、熱い!2010年に行われたショパンコンクールに、18歳で挑み、第1次予選では参加者中、最高点をマークし、優勝の最有力候補として本選に進出、誰もが優勝を疑わなかったが、本選の協奏曲の演奏中にステージ上の照明が消えてしまうアクシデントが起こり、残念ながら優勝は果たせなかった。しかし、彼の才能に誰もが注目し、今後の活動が最も注目される逸材である。そのニコライ・ホジャイノフが10月3日にリリースしたCD『マイ・フェイヴァリッツ』のアルバムプロモーションのために来日した。
ニューアルバムを聴いたスタニスラフ・ブーニン氏(1985年、第11回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝)からも「19歳の録音とは思えない。将来が楽しみだ。」との賛辞が寄せられ、今後の活躍が最も注目される若手ピアニストの来日とあり、多くのメディアが注目、インタビュー取材を行なった。
さらに、インストアイベントでは彼に注目する多くの日本のファンが押し寄せた。中でも銀座YAMAHAでのイベントでは、CD収録曲から、「ショパン:バラード 第2番」他3曲を演奏披露。新人としては異例の応募数の中から選ばれた幸運なファンと関係者から、賞賛の声が耐えないイベントになった。
彼の今後の活躍から目が離せない。
<CD情報>
アーティスト:ニコライ・ホジャイノフ
アルバム:「マイ・フェイヴァリッツ」
発売日:10月3日発売 (好評発売中)
品番:VICC 60824
<ライブ情報>
2013年7月19日(金) 東京・浜離宮朝日ホール 他での全国リサイタル・ツアー予定。