シンガーソングライター ダイスケが10月7日(日)東京・日本青年館大ホールにて初のホールワンマンライブ「ダイスケLive 2012 ボクらにできること」を開催した。チケットは発売開始から1分で完売、グッズの販売にも開場前から長蛇の列となった。
オープニングアクトでは関西地区で話題となっているティーナ・カリーナが3曲披露し、いよいよダイスケの登場となると会場のお客さんは徐々に席を立ち始めた。
サポートメンバーが順々に登場し、セッションを演奏するなか颯爽とダイスケが登場すると、会場の1200人が割れんばかりの歓声をあげた。そのまま1曲目は1stアルバム『ボクにできること』の中から「冷たい夜に」で幕を開けた。
途中のMCでは
「ぼくがミュージシャンとして歌い始めたのは八王子みなみ野という駅の、人があまり来ない駐輪場で、マウンテンバイクとママチャリに挟まれながら歌っていました。その時の自分からはこの景色は信じられなかったです。今日は初のワンマンライブ、僕は全力で楽しむので、みんなも全力で楽しんでください!」と自分の音楽年表を解説しながら、観客をあおった。
途中、自身のラジオ番組でリスナーからも好評をもらっている“カバー曲”を披露するコーナーでは松任谷由美「Hello、my friend」をサポートメンバーのピアノ演奏でしっとりとカバー。会場は拍手喝采となった。
ライブ後半、デビュー曲「ボク☆ロケット」ではダンサーも登場しながらのパフォーマンスで会場も一体となり、アンコールではテレビ東京系アニメ「NARUTO 疾風伝」の新オープニングテーマとなっている新曲「Moshimo」を初披露。エモーショナルな歌詞とダイスケの熱唱っぷりに会場は盛り上がりながらも涙する人も現れた。
最後に代表曲「あなたにしかできないこと」を観客の合唱と一緒に歌い上げ、1時間半のワンマンライブを終え、「僕はひとりでは何もできないです。だけど、支えてくれるスタッフや家族、そしてここに集まってくれるみんなのおかげでここに立つことができました。本当にありがとう!」と伝えステージから離れたが、会場に残っている観客からは誰もいないステージに向けて「あなたにしかできないこと」の合唱が起こり、感動的な終演となった。
ダイスケのワンマンライブは10月14日(日)に大阪公演があり、ミュージシャンとしてもさらなる注目が集まるのは必至だ。
【ダイスケ LIVE情報】
◆ダイスケLive 2012 ボクらにできること 大阪公演
日程:2012年10月14日(日)
場所:大阪 松下IMPホール
【ダイスケ リリース情報】
◆2012年8月1日 発売:4th SG「晴れ空のマーチ」
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■ダイスケ 公式HP