1984年にシングル盤が発売された、遠藤京子(響子)「輝きたいの(オリジナル・バージョン)」の着うた(R)、着うたフル(R)が本日より配信されることとなった。
これは、今年、『24時間テレビ35』のチャリティー・マラソンに挑んだ元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さんが、10代の頃から大怪我と闘いながら何度も聞いて、自身を励ましてきた楽曲。120kmを家族4人で完走した後に出演した番組内で、サプライズ・ゲストとして、遠藤本人がピアノで弾き語りすると、北斗が「何度もダメだと思ったけど、頭の中でずっとこの曲が流れていた」と感動して号泣。 その反響の大きさから、2000年に発表された「輝きたいの(ライブ・バージョン)」が、amazon MP3配信1位、レコチョクのデイリーランキングで15位、まで上昇し、オリジナル音源(アルバム・バージョン)が収録されたCDアルバム『夢見るスター』(1985年にレコードで発売され、1994年にCDで再発売されるも、長らく製造中止)もバックオーダーが殺到。これを受け、1984年5月1日にシングル盤で発売されていた「輝きたいの」(オリジナル・ドラマ・バージョン)が配信にて28年ぶりにリリースされることになった。
この楽曲は、1984年のTBS系列で放映された同名ドラマの主題歌。女子プロレスラーを目指す若者を描いた内容で、今井美樹さんのドラマ・デビュー作としても知られており、今回は同ドラマの挿入歌だった「銀色の夏」も同時に配信される。(両楽曲とも、PCやiTunes、Android向けの配信は9/26から)
なお、遠藤は現在、“遠藤響子”(1998年改名)として、自身のプライベート・レーベルを発足し、昨年デビュー30周年記念アルバム「月の光」(井上鑑プロデュース、菅野よう子参加作品)を発表。「輝きたいの」は、穏やかな曲調ながら、「誰も知らない私だけの人生」や「輝きたいの炎のように」といった歌詞で、夢の実現への熱い想いが綴られたエールソング。今後、チャリティー・マラソンを振り返る番組や、北斗晶の登場シーン、更には各番組のエールソング特集で大きくクローズアップされ、発売から28年目にして隠れた名曲がスタンダードになりそうだ。
<配信スケジュール>
9/12〜 着うた(R)・着うたフル(R)
9/26〜 PC・iTunes・アンドロイド