犬猫の殺処分ゼロを訴える音楽イベント「HAPPY MUSIC FESTA 2012」の東京公演が、9月8日、9日と2日間に渡り開催された。会場となった恵比寿ザ・ガーデンホールには、イベント趣旨に賛同した坂本美雨、持田香織、IMARU、bonobos、トータス松本、ウルフルケイスケ&リクオ&うつみようこ、BONNIE PINK、Superflyらが駆け付け、集まった観衆を前に熱演を繰り広げた。
同イベントは音楽プロダクション「タイスケ」のスタッフの呼びかけで2010年に立ち上がり、今年で3年目を迎える。会場フロアには、保護団体による写真パネルの展示や、大の犬好きを自称する柴田理恵やモリマンモリ夫らによるトークセッション、太田匡彦(AERA記者)によるペット産業の実情報告なども行われ,興味深く聞き入る人々の姿が目立った。東京公演2日目、9日のトリはトータス松本&ジョンBが登場!アンコールではウルフルズ活動休止から3年ぶりとなる「ガッツだぜ!!」を披露し、会場を湧かせた。
主催者は、身近な音楽を通じて、少しでも多くの人にペットの命について考えてもらう機会をつくるために今後もイベントを続けていきたいと話す。9月16日(日)には、服部緑地野外音楽堂で大阪公演が行われ、スガシカオなどが出演する予定。なお、このイベントの収益はの一部は動物愛護団体に寄付される。