シンガーソングライター馬場俊英が、7月14、15日と赤坂BLITZで両日満員の中、5月から始まった全国アコースティックツアー24公演のファイナル公演を行い、感動の中幕を閉じた。
今回のツアーではアコースティックサーキットと題し、4人編成、2人編成、そして馬場俊英単独弾き語りと、会場により編成を変え全国を回り、曲順もその日に決めるスタイルで、ほぼ全公演違うセットリストで構成。金沢や盛岡などデビュー16年目にして初めてワンマンライブを行う地域もあった。
また、会場によっては“BAR平凡”という架空のBARをステージに組み、各地の名物DJやスタッフなどがマスターとして登場、昔聴いていた音楽の話やご当地トークを展開、7月14日には馬場俊英の音楽プロデューサー須藤晃氏が登場、馬場俊英との出会いや制作裏話を暴露、場内大爆笑となった。
また、今回のツアーでは、馬場俊英のルーツとも言える70年代フォークソングを中心に名曲をカバー、岡林信康「私たちの望むものは」や泉谷しげる「春のからっ風」などを披露、14日は須藤氏よりサプライズリクエストで玉置浩二の「田園」を歌い、会場は総立ちとなった。両日ともライブ後半は4月にリリースした「平凡」や新曲「HALF」、馬場俊英の代名詞と言える「ボーイズ・オン・ザ・ラン」と立て続けに披露、会場が一つとなり、本編ラストは未発表曲の「弱い虫」で語りかけた。アンコールでは8月1日にリリースとなる9分超えの大作「犬はライオンになりたくない」で再び会場総立ち、スクリーンに映し出された歌詞にファンは笑いあり涙ありそれぞれの群像劇に自分を照らし合わせていた。ラストは、「EP1〜平凡」に収録されツアーで成長し続けてきた「オオカミの歌」を熱唱、最後にマイクを外し生声で届けた。15日のファイナルでは鳴り止まない拍手の中“最後にもう1曲”と「旅人たちのうた」を歌い、全18曲でツアーは幕を閉じた。
この赤坂公演では、秋冬のツアー東京公演が発表され、12月12日渋谷公会堂が決定!また、秋冬ツアーの全日程もホームページで発表された。
そんな馬場俊英、ツアー終了も束の間、7月21日には馬場俊英の聖地とも言える大阪城野外音楽堂で1日限りのFM COCOLO オーディナリー Radio LIVE!!を開催、この日は久々のバンドでのライブとなりゲストも出演する予定、チケットも残り僅かとなっている。
【秋・冬全国ツアー情報】
馬場俊英LIVE TOUR 2012秋冬
11月09日(金) やまと郡山城ホール(奈良) Open18:00 Start18:30
11月16日(金) イムズホール(福岡) Open18:00 Start18:30
11月17日(土) 堺市民会館(大阪) Open17:00 Start17:30
11月18日(日) 大津市民会館(滋賀) Open16:30 Start17:00
11月23日(金/祝) club G(岐阜) Open16:00 Start16:30
11月24日(土) BLUE LIVE(広島) Open17:00 Start17:30
11月25日(日) BLUE LIVE(広島) Open16:00 Start16:30
11月30日(金) 松山MONK(愛媛) Open18:30 Start19:00
12月02日(日) 名古屋市公会堂(愛知) Open17:00 Start17:30
12月08日(土) 大阪NHKホール(大阪) Open17:00 Start17:30
12月09日(日) 神戸国際会館こくさいホール(兵庫) Open16:30 Start17:00
12月12日(水) 渋谷公会堂(東京) Open18:00 Start18:30
【リリース作品】
●シングルCD「馬場俊英EP2〜犬はライオンになりたくない」
8月1日発売 1,300(税込) WPCL-11177
収録曲
1.犬はライオンになりたくない
2.HALF
3.ギザ10
4.ころんで立ち上がるときの顔が好きだ
●ライブ会場限定DVD 発売中
馬場俊英『実録・平凡2011-2012』
3,800(税込) WPBL-90179
須藤晃監修。昨年大晦日に行われたツアーファイナル映像から2012年にスタートしたレコーディングに密着したドキュメンタリーDVD!!
*このDVDはライブ会場限定販売となります
◆馬場俊英 ラジオレギュラー番組
FM COCOLO「馬場俊英のオーディナリー・ナイト」
放送時間:毎週土曜日19:00〜20:00
再放送 毎週水曜日0:00〜1:00