7月13日、歌手クミコが代々木にある青少年オリンピックセンター大ホールで東北被災地でのボランティア活動のため来日したアメリカ人高校生500人を前に、新曲「きっとツナガル」を披露、同曲の英語ヴァージョンを合唱した。
東日本大震災当日、クミコはたまたまコンサートで訪れていた石巻で被災。その後ボランティア活動や募金を行う「きっとツナガルプロジェクト」を立ち上げ、被災当日の思いと未来への希望を歌った新曲「きっとツナガル」をリリース。「ツナガル」ことの大切さを発信してきた。そんなクミコが、全米の高校生1000人が6月から7月にかけて東北の被災地にボランティア及び交流活動を行う国際交流基金の「キズナ強化プロジェクト」の趣旨に賛同し今回のステージが実現した。
日本語で歌唱後、湯川れい子氏作詞の英語ヴァージョンを披露、最後には言葉の壁を越えての大合唱となり、ボランティア活動終了後報告会に訪れた500名の高校生たちと歌でつながった。「アメリカの学生の皆さんが一緒に「きっとツナガル」を英語で唄ってくれて、すごく嬉しかった。唄いながら泣いている学生もいて、心が伝わったことがわかりました。」と語るクミコ。同プロジェクトにはクミコと同じ石巻で被災し亡くなられた米国人英語教師テイラー・アンダーソンさん、同じく陸前高田市で被災し亡くなった英語教師モンゴメリー・ディクソンさんのそれぞれの母校からも生徒が参加した。
【リリース情報】
クミコ ニューシングル「きっとツナガル」発売中
avex io IOCD-20342 ¥1,260(税込)
1.きっとツナガル
2.きっとツナガル(英語ヴァージョン)”(we’re not alone) Tsunagaru”
3.きっとツナガル(石巻合唱ヴァージョン)石巻の皆様&再生ピアノとともに
4.はじまりの朝
5.ともだち
<関連リンク>
■クミコ オフィシャルサイト