昨年リリースした資生堂「エリクシール シュペリエル」CMソング「Gift 〜あなたはマドンナ〜」がスマッシュ・ヒット、良質なサウンドを求める音楽ファンから大きな注目を集めている土岐麻子が、7月8日(日)東京・恵比寿LIQUIDROOMにて『264 Keys, Singers 4 〜土岐麻子2012ライブ夏 ブラック&ホワイト カギは、鍵盤にあり!〜』東名阪ツアーのファイナル公演を行った。今回のツアーはボーカルの土岐麻子と3人の鍵盤プレイヤーだけという非常に珍しい編成。土岐はツアータイトルにもなっている264の鍵盤(88鍵×3台)に囲まれながら、全16曲を歌唱した。
サポート・ミュージシャンは川口大輔、伊澤一葉(ex.東京事変)、渡辺シュンスケ(from. Schroeder-Headz)。3人はプレイヤーとしてだけでなく、ソングライター、シンガー、アレンジャー、プロデューサーとしても大活躍しており、この日も多彩なパフォーマンスで観客を魅了、キーボードのみならず歌でも土岐をサポートした。川口は代表作と言える中島美嘉に提供した「WILL」を、伊澤は今回のライブのために書き下ろした新曲「読唇術」を、渡辺は土岐がリクエストしたオリジナル曲「背番号」を、それぞれ土岐とデュエット。また、斉藤由貴のカバー曲「土曜日のタマネギ」では、4人の見事に息の合ったドゥワップ・コーラスを披露。大きな拍手と歓声に包まれた。
歌と3台のキーボードのみという編成で冒険的な要素もあるライブだったが、この編成だからこそ、そしてアーティストの力量が伴っているからこそ成立出来たと言えよう。土岐麻子と3人の鍵盤プレイヤーがチャレンジしてくれたミュージシャン・シップに、そして刺激的で音楽本来の楽しさを十二分に伝えてくれた素晴らしいライブに、会場に駆けつけた約1,000人の聴衆は大満足だった。
アンコールでは1986年TUBEが大ヒットさせた真夏の名曲のカバー「シーズン・イン・ザ・サン」を初披露。熱くパワフルな原曲イメージを土岐流にアレンジし、CoolでMellowな曲調へと生まれ変わらせた。「シーズン・イン・ザ・サン」は、土岐にとって今年初めてのリリースとなる配信限定シングルとして7月25日(水)から配信される。
[セットリスト]
01.Gift〜あなたはマドンナ〜
02.heartbeat
03.Light My Fire
04.Waltz For Debby
05.QUIZ
06.銀座カンカン娘
07.土曜日のタマネギ
08.WILL(Duet with 川口大輔)
09.読唇術(Duet with 伊澤一葉)
10.背番号(Duet with 渡辺シュンスケ)
11.ロマンチック
12.It Don’t Mean A Thing
13.Skindo-le-le
14.Flamingo
(アンコール)
15.シーズン・イン・ザ・サン
16.City Lights Serenade
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■配信情報
土岐麻子「シーズン・イン・ザ・サン」
7月25日(水)配信スタート
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