93年のデビューから、約20年にもわたりメロディアスかつファストなヘヴィ・メタルでファンを魅了し続けてきたブラジル出身メタル・バンド「ANGRA」が、自身初となるベスト・アルバム「ベスト・リーチド・ホライズンズ(仮)」を9月19日にリリースする。
名曲「キャリー・オン」を収録したデビュー作「エンジェルズ・クライ」は、日本だけで10万枚を超えるセールスを記録し、ゴールドディスクを獲得。一躍人気バンドの仲間入りを果たした。00年の初代シンガーのアンドレ・マトス脱退後、バンドは解散の危機を迎えるも、ラファエル・ビッテンコートとキコ・ルーレイロという稀代のギタリスト・コンビが立て直しを図り、エドゥ・ファラスキを2代目シンガーに据えた通算4枚目のアルバム「リバース」で見事復活。その収録曲である「ノヴァ・エラ」は、バンドの新たなアンセムとして高い評価を得た。ところが、今年5月、エドゥが脱退を表明。残ったメンバーは、現在新たなシンガーを探しているところである。
そんな中、ひとつの節目として発表されるベスト盤。日本と蜜月な関係を続けてきたバンドゆえに、日本盤はファンからの投票によって収録曲を選ぶこととなった。
選曲投票の受付は、所属レコード会社のビクターエンタテインメントのホームページ上で本日より開始しており、7月31日まで受け付けている。アンドレ、エドゥ、両時代で多くの名曲を世に送り出してきた「ANGRA」なだけに、ファンひとりひとりの強い思い入れが選曲に反映されたベスト・アルバムが完成することだろう。
選曲の受付はコチラ。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A006979/3.html
なお、「ANGRA」を牽引するギタリストのキコ・ルーレイロは、同じく「ANGRA」のフェリッペ・アンドレオーリ(ベーシスト)とともに、最新ソロ・アルバム「サウンズ・オブ・イノセンス」を携えての来日を控えている。
<キコ・ルーレイロ来日公演>
2012年7月12日(木) 大阪 梅田クラブクアトロ
同14日(土) 東京 代官山UNIT
http://www.red-hot.ne.jp/kikojpn/