2009年7月期に放送された草?剛主演の連続ドラマ『任侠ヘルパー』は、「介護問題とはかけ離れた立場にいた主人公が、介護問題に直面し、その心の変化を通じて介護問題を考えることの大切さを伝える」ことをテーマに、草?剛演じる極道者・翼彦一が、敵対するシマで素性を隠して老人介護をするという前代未聞のストーリー展開が人気を呼び、最高視聴率17.8% 平均視聴率15%を記録した。
そして、2012年11月17日全国東宝系にて、遂に『任侠ヘルパー』が映画化される。物語が完結したドラマ版の世界観はそのままに、組を抜け堅気として生きていく彦一の前に立ちはだかる現実、そして、新たな土地、新たな老人介護施設を舞台に、住人たちの人間らしさを取り戻すため、「任侠道」を胸に、強大な敵と闘い奮闘する彦一の姿を描く新たなストーリーが展開される。
その映画『任侠ヘルパー』の主題歌にLOVE PSYCHEDELICOの新曲『Beautiful World』が決定した。LOVE PSYCHEDELICOが草?剛主演作品の主題歌を務めるのは、2004年に草?剛がチョナン・カンとして主演した映画『ホテルビーナス』以来2度目となる。『ホテルビーナス』の主題歌『Everybody needs somebody』はシングル化されていないにも関わらず話題作品となり、この曲が収録されたアルバム『LOVE PSYCHEDELICO ?』は50万枚を超える大ヒットとなった。また、2010年にLOVE PSYCHEDELICOはSMAPシングル『This is love』の楽曲提供をしており、これら一連のコラボレーションが今回本映画主題歌を担当することになった所以である。
主題歌『Beautiful World』は切ないギターのイントロで始まり、LOVE PSYCHEDELICOらしい日本語と英語が絶妙に交じり合う歌詞で、KUMIが切なく歌い上げるバラード作品となっており、映画『任侠ヘルパー』を感動的に演出している。
LOVE PSYCHEDELICO新曲『Beautiful World』はシングルとして11月14日発売となる。
また、日本のみならず各国でも問題になっている介護問題をテーマにしている本映画は、海外でも広く展開するべく現在調整中である。海外展開の際の英語タイトルを西谷弘監督の発案で、主題歌と同タイトルの『Beautiful World』とすることに決定した。これは前田プロデューサーの言葉にもある通り、映画ストーリーの軸なる貧しく汚い“うみねこの家”が、実は最も美しい場所だというテーマに主題歌タイトルがぴたりと合致したためである。
■草?剛コメント
不思議と彼らの音楽世界観と、任侠の世界観がマッチして、ストーリーはもちろん、作品自体が新しく生まれ変わり大変嬉しく思います。映画『ホテルビーナス』やSMAPシングル『This is love』のコラボもそうですが、今回『任侠ヘルパー』のLOVE PSYCHEDELICO主題歌は僕にとって特別な曲になりました。
是非劇場で聴いてください。
■LOVE PSYCHEDELICOコメント
KUMI
映画の主題歌のお話を頂いたとき、震災以降私達日本人みんなが経験してきた、生きていくことの美しさ、繋がることの素晴らしさを音楽で表現出来ないかとトライしていたので、この映画の本質とも深くリンクしていて素敵なコラボレーションになったと感じています。公開が楽しみ!
NAOKI
音楽や映画、芸術を通して世の中のみんなと繋がっていけるこの機会を大変光栄に思います。今僕らみんなが感じている愛を作品に込めて作りました。草?君とまた映画作品を通じて共演出来ることも大変嬉しく思っております。It’s a beautiful world!
■フジテレビ 前田久閑プロデューサーコメント
このストーリーの軸となる貧しく汚い“うみねこの家”が、弱い登場人物たちにとって、実は最も美しい場所だというこの映画のテーマを主題歌にして下さったLOVE PSYCHEDELICOさんに感服しました。
■主題歌概要
シングル発売日:11月14日
タイトル「Beautiful World」
収録曲数未定、カップリング曲は現在制作中
■映画『任侠ヘルパー』作品概要
キャスト:草?剛 安田成美 夏帆 風間俊介 ・ 黒木メイサ(友情出演) 堺正章(特別出演) ・ 杉本哲太 宇崎竜童 香川照之
監督:西谷弘 『容疑者Xの献身』『アマルフィ女神の報酬』
(ドラマ「任侠ヘルパー」(第1話、第8話、最終話)でも演出を手掛ける)
脚本:池上純哉
製作:フジテレビジョン
制作プロダクション:角川大映撮影所
配給:東宝
公開:2012年11月17日 全国東宝系