初のセルフ・プロデュース作
剥き出しになった彼女の素顔、衝動、愛
SONOMIの「 I 」は、こんなにドキドキする
SONOMIは、KREVA 主宰の“くレーベル”から第一弾アーティストとして「一人じゃないのよ」で華やかにCDデビュー。KREVAの全国ホールツアー「KREVA CONCERT TOUR 2011-2012「GO」」にもゲスト出演し、高いパフォーマンスを披露し、ますます注目を集めるSONOMIの新作・ミニアルバム「 I 」が5月23日にリリースされる。
「 I 」は、初めて本編全てをSONOMIが作詞、作曲したセルフ・プロデュース作になっており、リード曲「何とかなる」など全5曲が収録されている。またボーナストラックには、KREVAプロデュース楽曲が収録され、聴き応えのある1枚になっている。
KREVAにその才能を見いだされ、2005年にリリースした1stアルバム『S.O.N』にはじまり、2ndアルバム『S.O.N.O』、3rdアルバム『S.O.N.O.M』といった具合に、これまでオリジナル・アルバムをリリースするごとにSONOMIを形成するイニシャルのピースが埋められてきた。それは、彼女の成長の記録であり、自分だけのポップ・ミュージックを追求する旅でもあった。『S.O.N.O.M』発表後、SONOMIになるには「 I 」が足りない。その“I”は「自分自身」。
「歌の精度を上げるために自分でプリプロ(※プリ・プロダクションの略称。レコーディング前に楽曲のデモ制作を行うこと)からはじめようとプロトゥールス(※現在、音楽制作現場で最も汎用的に利用されているプロダクション・システム)を買ったのが3年前で。それから少しずつ機材に慣れていって、本格的な曲作りをはじめたのが1年ほど前ですね。曲作りのうえでテーマになっていたのは、初期衝動。ひとりで曲作りをはじめた今しか出せないおもしろさを追求していきたいと思いましたと語るSONOMI。
最後のアルファベットにして、来るべき“SONOMIの完成”を予感させるこのミニ・アルバム『I』は、彼女のリアルなパーソナリティを示すものであると同時に、常にラヴソングと向き合ってきた音楽的アイデンティティを表すものでもある。初のセルフ・プロデュース作となった本作で、彼女は自らの素顔、音楽に対する衝動、ラヴソングを通してあぶり出す愛の輪郭を剥き出しにしている。
また完成後「衝動で作ったこのアルバムのおもしろさは、未熟さだと思うんです。自分自身の手でこのアルバムを作れたことが本当に幸せだし、正直どういう評価を受けるのか怖い部分もあるけど、未来のために踏み出さなきゃいけない一歩なので。これから私の音楽がどうなっていくのか、自分でもワクワクしています」と語っている。
またKREVAからは「女子が頑張って一人で打ち込みして、それを作品にするということを考えるとそれだけで、萌えるという、機材萌え、機材女子萌えっていうのがあるんだなぁと感じました(笑)。それを抜きにしても、シティポップというか、都会にあこがれる人の話し、都会にいるんだけれど都会の人じゃない人のシティポップというか、ほぼ大半の人に当てはまると思うけれど、それを感じました。街じゃないところでより響くのかな…とも思ったりしてます。面白い聴いたことのない感触の音楽。目線も、振られて傷ついたっていうんじゃなくて、発展的解散みたいなそんな感じの、あまりないタイプの歌だと思います。自分のプロデュース曲は、いつも通り、厳しく歌詞とか何回も直したりしながら、すごくいい歌になったと思います。」とコメントを寄せている。
ここから、またはじまる。SONOMIとリスナーの新たなコミュニケーションが、『I』で育まれていくだろう。 SONOMIの私生活の体験に基づいた歌詞が赤裸々に綴られている本作は、同年代の女性なら間違いなく共感を受けるだろう。ぜひ聴いて欲しい1枚。
■商品情報
SONOMI 「I」
2012.5.23 on sale
¥1,890(tax in)
rhythmzone
RZCD-59065
01.何とかなる
02.感情リテラシー
03.ai ai ai
04.ツモリツモッテ
05.明日会いましょう
[bonus track]
06.A Day
■SONOMI / 何とかなる (Youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=te6qSHbrkto
■ライブ情報
6月24日(日)「EDGE LIVE 12」@Zepp Namba (OSAKA)
■オフィシャルHP
http://www.sonomi.biz/
<関連リンク>
■SONOMI オフィシャルサイト