創刊以来、サウンドエンジニアや宅録ミュージシャン御用達として絶大な支持を誇り、“サンレコ”の通称で長く愛される機材専門誌『Sound & Recording Magazine』(リットーミュージック)。音楽性だけでなく、レコーディング機材などの視点からアーティストを分析していくなど、独自のこだわりを持った内容でも知られるサンレコの5月15日発行の最新6月号に、5月9日に初の全国流通盤となる1st mini album『METEO』(TONY’S RECORDS)をリリースしたばかりの2人組ユニットEA(エア)のインタビューが掲載され、話題になっている。
キャリアを重ね、卓越したスキルを誇るMUSICIAN’S MUSICIANの登場が多く、新人アーティストの、しかもデビュー作品が取り上げられること自体が異例中の異例。このインタビューが実現した背景には、EA『METEO』のサンプル音源を聴いた編集長がそのサウンドメイクに非常に興味を持ち、メンバーに直接オファーをし、自らインタビューに臨むほどであったという。
EAの作詞作曲・プログラミングを担当するMaika Leboutet(マイカ・ルブテ)は、音楽大学のデジタル・ミュージック・コースで打ち込みを学んでいたこともあり、『Sound & Recording Magazine』はまさしく愛読書として、毎号楽しみに読んでおり、いつか自分も掲載されることを夢見ていたということで、今回、インタビューの話が来たときは、「まさか!」とかなり舞い上がったとのこと。ビートルズ、ミッシング・パーソンズ、トーキングヘッズ、YMO、ポーティスヘッド、コーネリアス、スピッツ、ピンク・フロイド、くるり、マイク・オールドフィールド、井上陽水、原マスミ、フランク・ザッパ、mi-gu、チボ・マットなどをフェイヴァリット・ミュージシャンに挙げるEAだが、日仏ハーフのMaika Leboutetがヴィンテージシンセからテノリオンまでを駆使してプログラミングするサウンドと、ネルス・クラインや小山田圭吾、高野寛、清水ひろたからの影響を公言する音響派ギタリストShinya Saitoの紡ぎ出す引き出しの多いギターサウンドなど、そのユニークで独創的な音世界は多くのメディアやリスナーからも高く評価されており、今後の作品もますます楽しみなところ。
まずは、是非、その音色(おんしょく)にこだわり抜き制作したというEAの1stミニアルバム『METEO』に、是非、耳を傾けて、その魅力を体感して欲しい。
【商品情報】
EA 1st mini album『METEO』
UXCL-48 / 1,500(tax in)
2012.05.09 on sale
視聴はこちらから http://www.ea-she.com