岡崎京子による伝説的熱狂コミックの初の映画化で、『さくらん』(07)の監督としてもおなじみ世界的フォトグラファー蜷川実花がメガホンを取り、主演が沢尻エリカという豪華な顔ぶれですでに話題の映画『へルタースケルター』(7月14日(土)全国ロードショー)。この映画にさらにビッグネームが競演することがわかった。テーマ・ソングに浜崎あゆみの代表曲『evolution』が決定したのだ。2001年に発表された同曲は、11年の時を経ても輝きを失わない力強いメロディを持っており、今回の映画のテーマと本楽曲のイメージが合っているという理由から抜擢されたという。
また、同時に本映画のメインヴィジュアルも解禁された。蜷川美花監督による、沢尻エリカ扮する主人公りりこの撮り下ろし特写をメインに今回の映画の豪華共演陣の写真が使用されている。このりりこの特写は、物語の舞台となっているりりこの住む部屋で撮影された。りりこのバックには蜷川監督ならでは極彩色の唇のヴィジュアルが写っており、その衣装と共に非常にインパクトを持って見る者を魅きつける。
今回新たに浜崎あゆみの『evolution』をテーマ・ソングに迎え入れたことにより、さらに魅力的な映画となった『へルタースケルター』。4月28日(土)より全国各地の劇場でこのヴィジュアルを使用したプロモーションのポスターが掲示され前売り券も発売される。公開までの約2ヶ月半、首を長くしてその日を待ちたい。
●浜崎あゆみ
今回、「evolution」をテーマソングに選んで頂いたと聞いて最初はびっくりしましたが、蜷川監督たっての希望ということと、同じ事務所の後輩であるエリカの大切な作品ということで喜んでお受けしました。私自身、とても思い入れのある曲ですし、こうして2012年に新たに聴いて頂ける機会を得ることができたので、多くの方の印象に残るとうれしいです。実は、原作がとても好きなので、映画の完成もとても楽しみにしています。
●蜷川美花
この映画のテーマは東京という街に消費されながらもしなやかに立ち続ける女性を描くことでした。このテーマに合う日本のアーティストは浜崎あゆみしかいないと思います。好きな人も嫌いな人も、一瞬聞いただけで浜崎あゆみとわかり、そしてメロディを口ずさめる。それは素晴らしいオリジナリティと消費されなかった力強さの証明です。モノを造る人間として尊敬しています。
●沢尻エリカ
ayuさんは昔から大好きなアーティストさんで、今回テーマソングにあの『evolution』が使われると聞いて大変喜んでいます。今作は、私も、原作に衝撃を受け臨んだ作品です。こうしてayuさんの楽曲でさらに花を添えていただけたことでより魅力的な作品になったと思いますので是非ご期待ください
■映画情報
映画『へルタースケルター』
(7月14日より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー)
http://hs-movie.com/index.html
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