今年でデビュー19年目を迎えた歌手・門倉有希(38)が、4月25日に通算26枚目となるニュー・シングル『蝶』を発売するのに先がけて、23日、東京・新宿区の花園神社で新曲ヒット祈願&新曲披露イベントを行った。大勢のマスコミ関係者が駆けつける中、拝殿でスタッフと一緒にヒット祈願を行い、「ヒット祈願は、デビューして初めての経験でしたので緊張しましたが、すごく気持ちが引き締まりました」と、初体験の感想を語った。
その後、社務所で新曲「蝶」と同カップリング曲「花は咲く」の2曲を熱唱し、メイン曲の「蝶」は、「せつない、悲しい女性の気持ちを『蝶』にたとえてドラマチックに歌った作品です」と新曲の内容を説明しながら「いままでの歌は、愛しても愛してもかなわない、実らないという愛ばかりを歌ってきましたが、今回は、同じせつない、悲しい愛でも、妖精的なと言いますか、森の中に迷い込んだ一人の女性を歌ったようなすがすがしい愛を歌っています。この19年間は、パンチのある歌からバラード、フォークまでいろんなジャンルの曲に挑戦させていただきましたが、『蝶』のような新しい世界も歌ってみたいと思っていましたので、来年の20周年に向けて(代表曲の)『ノラ』以上のヒット曲を出したいという気持ちで歌っていきたい」と、大ヒットへの意欲を見せた。
カップリング曲「花は咲く」は、被災地の出身もしくは、ゆかりの深い歌手やタレント、スポーツ選手など全34組が参加したNHK「明日へ」東日本復興支援ソングで、福島県須賀川市出身である彼女もその中の一人として参加したが、今回の自身の作品では、その楽曲をカバーバージョンとして収録している。同曲については「私の福島の実家も被害に遭いましたが、原発問題と重なって、震災から1年以上たったいまもなかなか前に進まない状況です。この曲を歌って『福島を忘れないでください』という気持ちを伝えていきたいです」。 また、同境内にある「芸能浅間神社」に「門倉有希」と記された玉垣を奉納し、「私はライブが大好きなので、これからのライブ活動を通じて一人でも多くの方に新曲を聴いていただきたい」と話していた。
発売同日には、着うた(R)・着うたフル(R)・PC各主要サイトにて、新曲・カップリングともに配信もスタート。27日には東京・六本木のスイートベイジルSTB139でワンマンライブを開く。
imformation
門倉 有希 ニューシングル『蝶』
2012年4月25日発売
CD:VICL-36697 /カセット:VISL-36697
1,200(Tax In)
【収録曲】
1 蝶
作詞・作曲 流川さつき 編曲 岩本正樹
2 花は咲く
作詞 岩井俊二 作曲 菅野よう子 編曲 佐々木博史
(NHK「明日へ」東日本大震災復興支援ソング -門倉有希カバーバージョン-)
3 蝶(オリジナル・カラオケ)
4 花は咲く(オリジナル・カラオケ)
<ワンマンライブ>
2012.4.27(金)
門倉有希LIVE〜がんばらなくっちゃ〜
会場:スイートベイジルSTB139(六本木)
開場18:00 開演19:30
チケット¥5,500
(問)スイートベイジルSTB139
<関連リンク>
■門倉有希オフィシャルサイト
■レーベルサイト