Yuki Kajiura LIVE vol.#8“Spring 2012NHKの歴史情報番組「歴史秘話ヒストリア」やNHKスペシャル「世界里山紀行」のテーマ音楽など、作詞・作曲・編曲を手がけるマルチ音楽コンポーザーの梶浦由記(年齢非公開)が4月8日(日)なんばHatch(大阪市浪速区)でワンマンライブを行った。チケットは即完売で約1000人の超満員の観客が千秋楽のライブに大興奮と大感動!
今回のライブは8回目。先月3月16、17日には2デイズの渋谷公会堂ワンマンライブを超満員で大成功させ今回は、今日4月8日は千秋楽のライブとなった。昨日からセカンドシーズンがはじまったばかりのTVアニメ『Fate/Zero』のサウンドトラックから「the beginning of the end」と「the battle is to the strong」。NHKの歴史情報番組「歴史秘話ヒストリア」からは「fenetic」。まるで人類の幕開けのような幻想的音楽で始まった。
そして梶浦は「いつものレギュラーボーカル陣に加え、梶浦サウンドには欠かせないFRONT BAND MEMBERS、ゲストボーカルに伊東えり、戸丸華江、そしてフルーティストの赤木りえの豪華ラインナップでお送りします」と開会宣言。昨年社会現象にもなったテレビアニメ「魔法少女まどか☆マドカ」のサウンドトラックからは「sis puella magica!」「Credens justitiam」も披露。観客は「satoyama main theme」や「星屑」などバラード曲は身じろぎもせず聞き入っていたかと思えば、FictionJunctionのシングル曲「stone cold」などアップテンポの曲は縦揺れ、横揺れなど思い思いのノリ方で全24曲を鑑賞した。
梶浦はアンコール後のMCで自らが作詞作曲を手掛けることになりKalafinaが歌う事になった「NHKみんなのうた」(本年6月から放送予定)について「子供のころからの夢だった」とコメント。「みんなのうたの音楽は今でも歌えるし忘れない。みんなのうたって実はノンジャンル。こんな音楽番組は他にはない素晴らしい番組だと思う。今考えると音楽的にノンジャンルに何でも詰め込んでしまう私の音楽の根本にあるものは、みんなのうたの経験だったのかも」とコメントした。
また「みんなのうたの曲を書くことは私の夢だった。夢が叶うということはとてもうれしい」と語った。
<梶浦由記について>
自身のプロジェクト“FictionJunction”及びボーカルユニット“Kalafina”のプロデュースはもとより、昨年社会現象にもなったテレビアニメ「魔法少女まどか☆マドカ」や話題の「Fate/Zero」始め、NHK「歴史秘話ヒストリア」のサウンドトラック等、幅広い音楽活動が支持されている気鋭の作曲家、プロデューサー。
<以下なんばHatchでのセットリスト>
なんばHatch(大阪市浪速区)2012年4月8日(日)
“Yuki Kajiura LIVE vol.#8“Spring 2012””
01-「the beginning of the end」
02-「the battle is to the strong」
03-「fenetic」
MC
04-satoyama main theme
05-星屑
06-dream scape
MC
07-Sis puella magica!
08-my long forgotten cloisterd sleep
09-forest
MC
10-crush
11-A shadow
12-alone
13-bloody rabbit
14-contractor
15-everytime you kissed me
MC
16-媛星
17-デュラン召環
18-目覚め
19-stone cold
MC
20-Credens justitiam
Encore
EC-01-everlasting song
EC-02-zodiacal sign
MC
EC-03-ユメノツバサ
EC-04-open your heart