関西テレビ『イケメンデルの法則』から生まれたイケメンロックバンド“ココア男。”。ドラマやバラエティでも活躍する鎌苅健太(Vocal)、米原幸佑(Drums)、井出卓也(Rap&Key)、鈴木勝吾(Guitar)、細貝圭(Bass)の実に個性的でありながら、絶妙なバランスでそれぞれが光っている”奇跡”の組み合わせとまで言われる五人。若い女性を中心に高い人気を誇っていた彼らが、僅か2年という活動に終止符を打つことになり、最終イベントライブを3月31日、神奈川県のラゾーナ川崎で行った。
この日は雨、風が激しい、あいにくの春の嵐が吹き荒れる悪天候となったが、前日より徹夜で全国からのファンが最後に彼らの勇姿をひと目見ようと集い、イベント開始時には約4000人以上の観衆が集まった。最新曲「奇跡〜Time to go〜」からはじまり全6曲を演奏。途中のMCでは本業のお笑いタレントや司会者も顔負けの彼ららしい楽しいトークを展開。途中“解散”ということでこらえきれず涙するメンバーもいたが、最終的には笑顔でファンと向き合い、最後のステージを完全燃焼した。
ライブの後に実施されたCD購入者対象の握手会にはのべ5000人以上が参加。午後3時頃からはじまった握手会は夜9時まで、なんと6時間にも及んだ。季節はずれの暴雨と肌を刺すような冷気に誰もが中止や時間短縮を予想したが、彼らはそんな悪条件もはね退け、これまで自分達を支えてきてくれたファンのひとりひとりと丁寧な握手を交わし、最後まで笑顔を絶やすことなく名残を惜しんだ。
イベントラストにはサプライズで、その場に6時間ずっと最後の瞬間を共に過ごそうと待ち続けてくれたファン、約2000人よりメンバーに対して「2年間ありがとう!」と大きな声援がかけられ花束が贈られた。「俺たちは本当に幸せものです!」リーダー鎌苅の言葉に偽りはなかった。
それぞれが多忙な芸能活動ゆえ、一旦『解散』という形で活動を休止することとなった“ココア男。”。このラストイベントにいた誰もがそんな彼らの復活を期待してしまったことだろう。いつの日かそんな日が来ることを願いたい。
ラストライブ(at 神奈川県 ラゾーナ川崎)
セットリスト
M1.奇跡〜Time to go〜
M2.Soldier
M3.ハリキリ女神
M4.さよならじゃなくて
M5.Rebirth
M6.青春応歌
■ココア男。オフィシャルサイト
http://avexnet.or.jp/cocoaotoko/index.html
■商品情報
ココア男。
ラストシングル 『軌跡〜Time to go〜』
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