LUNA SEA、12年ぶりのシングル、22分超えの異例な曲ながらオリコンランキング堂々上位に！

LUNA SEAが3月21日にリリースした約12年ぶりのシングル『THE ONE ―crash to create―』が4/2付オリコンシングルランキングで5位にランクインした。
　
今回のシングル、その歌尺が22分というシングルとしては破格の長さになっており、「ノンタイアップ楽曲」「音源オンエアの極端な制限」「プロモーションビデオ、アーティスト写真などのヴィジュアル素材なし」という通常の楽曲プロモーションからすれば、まさに3重苦とも言えるような状態でのリリースで、そんな楽曲がランキング上位に食い込むという異例のこととなっている。LUNA SEAはもともと、その高い音楽性が評価されているロックバンドではあったが、今回はまさに”音”のみ、それも制限された環境下での宣伝しか行われておらず、そうした中でも評価されるという”音の質”の高さを改めて証明したこととなる。

「今作はまさに、これまでのLUNA SEAそのもの」「断片的なパートのみの音や、安易なヴィジュアルでごまかされたくなかった」そんなメンバーの意向に沿って実施された告知、宣伝はオフィシャルサイトでのカウントダウン告知からはじまり、新聞の全面広告を使った異例とも言える発売1ヶ月前の予告広告。そしてリリース直前に実施された映画館とインターネットを使った一大音源解禁試聴会と段階を追うごとにベールを脱いでいき、5.1chミックスであること含め、その楽曲はメンバーをして”交響詩”と呼ぶにふさわしい壮大なものとなっており、聞けば聞くほど、奥深い味のあるものとなっている。

LUNA SEAは28日には昨年実施された震災チャリティライブ「LUNA SEA For JAPAN A Promise to The Brave」のDVDをリリースし、30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN 2012年5月号』において独占表紙巻頭特集を組んでこの新曲『THE ONE―crash to create―』に対してそれぞれの想いを綴っている。現在LUNA SEAのオフィシャルサイトでは上記シングルの発売日の21日よりまた新たなカウントダウンが始まっている。

キャリアにおごることなく常に挑戦的かつアグレッシブな活動を我々に見せつけてくれるLUNA SEA。次の彼らの一手は何なのか? その動向を注目していきたい！

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