3月7日(水)よりスタートしたSPECIAL OTHERSの『ものすごい規模の全米ツアー!?』。8日間におよぶこのツアーが、昨日3月14日(水)ニューオリンズにてついに幕を降ろした。先週オフィシャルHPにて急遽発表された、バンド史上初となる『“ものすごい規模の全米ツアー!?”』。発表された行程表の通り、3/7(水)ニューヨークに降り立ったスペアザメンバーは、セントラルパークに始まり、ハーレム、ブライアントパーク、タイムズスクエア、地下鉄駅構内、ワシントンスクエアパークなどでの演奏を敢行。寒空の下、多くの行き交う人々の心を温めた。一路、飛行機で向かったメンフィスでは念願のギブソン工場を見学。職人たちがランチタイミングで出払ってしまうというハプニングにみまわれながらも、柳下(Gt)はじめ一同ガイドの話に聞き入った。
メンフィスからは車に乗り約650キロの道程を激走しながらミシシッピー州を縦断。道中、モーガン・フリーマンの営むライブハウスでハンバーガーを頬張り、ロバート・ジョンソンが悪魔に魂を売ったとされる伝説のクロスロードを観光しつつ、名もなき田舎道での広大な自然をバックにした印象深いライブを経て、約12時間かけブルースの聖地ニューオリンズに到着。ここでも、バーボンストリート、路面電車駅前、ミシシッピ川スチームボート乗場、ジャクソンスクエアなどで演奏を行い、計3都市を横断するライブツアーを終えた。途中、3/9(金)にはニューヨーク州シラキュースのライブハウス“Westcott Theater”にて、メンバーのかねてからの友人でもある「SIM REDMOND BAND」主催のイベントにサプライズ出演。SIMとのセッションも披露して大いに観客を湧かせた。また、翌10日には、マンハッタンの老舗ライブハウス“Kenney’s Castaways”にて、フルセットでのライブを敢行。4月より海外限定で配信が開始される新曲「beautiful world」を初披露することとなった。
「ものすごい規模の全米ツアー!?」と銘打たれたこの旅を、ニューオリンズ・ジャクソン広場にて終えたメンバーは、疲れきった表情で一言「全米ツアーって野外だったんだね。。。滝沢さん(マネージャー)」とこのツアーが過酷なストリートライブツアーだったことを振り返り、幾度も演奏するうちに、期せずしてギターケースに溢れかえったチップを、旅の思い出と共にそれぞれ山分けして帰路についた。このツアーの模様はスペアザの公式Facebook pageにて振り返ることができるのでこちらもチェックしよう。
なお、スペアザは4月から、今年レコーディングしたばかりの新曲『beautiful world』の海外限定配信が決定しており、こちらの新曲は日本を除く世界38ヶ国のiTunesにてリリースされることとなっている。この楽曲の日本でのリリースは現状未定。
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