南米由来の管楽器ケーナ、サンポーニャ奏者の瀬木貴将(せぎたかまさ・45)が9日、東京・上野公園国立科学博物館で自身がテーマ音楽を担当する「インカ帝国展」(3/10〜6/24同所にて開催)のマスコミ向け内覧会に参加。テーマ曲「Inka」のライブ演奏を行った。
瀬木は18歳のときに南米・ボリビアに渡り民族楽器であるケーナとサンポーニャを修行。帰国後の1995年ソロデビューを果たし、これまで数多くのCM音楽やテレビ番組のテーマ曲を担当。同楽器の日本における第一人者とされる。
インカ帝国の全貌を紹介する、日本初の大規模展である同展の音楽を任されたことに関して瀬木は、「とてもやりがいを感じる。」。また自身で書き下ろしたテーマ曲に関しては「13歳からケーナとサンポーニャを吹き始めた自分にとって、インカはあこがれでありルーツでもある。その昔、インカの人たちはどんなメロディを奏でたのかと想像しながら作曲しました。」と語った。
同展のために書き下ろした7曲を収録したアルバム「マチュピチュの夜明け〜インカ帝国展イメージアルバム〜」は4/4に発売される。
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