コミックバンド・ポカスカジャンのギタリスター（ギター＆ボーカル）で、フォークシンガーとしてもソロ活動を行ってきたタマ伸也が、3月に配信シングル『僕達には歌がある』で、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビューすることが決定した。
ポカスカジャンは音曲ネタの数々で、国立演芸場花形演芸大賞・金賞を過去4回にわたって受賞するなど、寄席演芸場から大ホールまで変幻自在に笑いの渦に巻き込んでいる冗談音楽お笑い芸人ユニット。アイス「ガリガリ君」のＣＭソングでもお馴染みのポカスカジャンだが、結成以前は、各々がバンドヴォーカルとして活躍していただけに、音楽センスに裏打ちされたネタには定評がある。その中でもアコースティックギター、ボーカル他、数々の楽器を操り、音楽面での中核を担ってきたタマ伸也が、フォークシンガーとして、オリジナル曲『僕達には歌がある』を配信リリースすることとなった。
もともとライブを中心した活動を行っていたタマ伸也だが、今回デビューのきっかけとなったのは、タマ自身がパーソナリティーを務めるラジオ「タマアド・ラジオ〜Baku〜」（FM NACK5 毎週金曜日 深夜24：30〜25：00）。昨年3月11日、東日本大震災が起きた日から収録がスタートした当番組では、現在もキャンドルの明かりのみのスタジオで収録を行っており、その中でテーマに上がったのは「夢」。「まずはやってみる」をコンセプトに、様々なことにどんどん挑んで行くという内容を3月以降放送してきた。
この番組内で、タマ自身の「夢」としてあがったのが“フォークシンガーとして歌を歌うこと”、そして、 “オリコンのTOP20に入るようなアーティストを目指したい”ということ。タマ伸也はポカスカジャンに入る前、某バンドのボーカルとして活動を行っていたが、バンドがメジャーデビューする直前に脱退しお笑いの道を選んだことで、自分がバンドの「裏切り者」であり、辞めることでバンドへの迷惑をかけたという思いが今なお残っているという。かつて所属していたそのバンドが達成した「オリコンTOP20」を同じアーティストとして目指すことが、そんな仲間や自分自身への「けじめ」ともいえる大きな挑戦であり、夢であるという話になった。
そんな彼の思いを汲み取った番組の後押しで、夢への一歩を踏み出す決意をしたタマ伸也。今回その大きな挑戦への第1歩として、メジャーレコード会社からオリジナル曲の配信リリースが決定。『僕達には歌がある』というタイトルのこの曲は、想い出に寄り添う歌、誰かのために歌いたい歌、そして自分の勇気のために歌いたい歌、と、歌に支えられたことのある人なら誰でも共感するような歌への思いと愛情に満ち溢れた歌詞に、タマのボーカルとギター、そして弦楽のカルテットが加わり、フォーク世代の人だけではなく、歌を愛するすべての人の心に染み入るような壮大な名曲となっている。
楽曲は番組がスタートしてちょうど1年後の今年3月10日にiTunesで先行配信。その後3月14日からは各配信サイトで発売される予定。番組では、今後もタマが夢に立ち向かっていく姿をドキュメンタリーとして追いかけていくとのこと。2012年、大きな一歩を踏み出した魂のフォークシンガー、タマ伸也の挑戦に注目だ。
[リリース情報]
配信限定シングル
「僕達には歌がある」
アーティスト：タマ伸也
iTunes： 3月10日（土）発売
着うた（R）、着うたフル（R）、RBT、他PC配信：3月14日（水）発売
■ ビクターエンタテインメント タマ伸也商品情報サイト
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A024018.html
＜関連リンク＞
■タマ伸也 オフィシャルブログ
■ポカスカジャン オフィシャルサイト
