日本テレビ「スター★ドラフト会議」から誕生した、劇団ひとりによるプロデュースユニット「福原香織とRAB(リアル アキバ ボーイズ)」が、1月21日(土)に東京・秋葉原にあるアキバ☆ソフマップ1号店にて初のリリースイベントを行った。当日はプロデューサーである劇団ひとりが飛び入り参加し会場を盛り上げた。
「福原香織とRAB」とは日本テレビ「スター★ドラフト会議」の番組企画により劇団ひとりがプロデュースする人気声優「福原香織」と秋葉原初の男性オタクアイドルグループ「RAB(リアル アキバ ボーイズ)」のユニットであり、番組で秋葉原ヲタク系のルックスから想像も付かない世界レベルのダンスを披露するRABが取り上げられた5月30日の初登場から話題沸騰し、その後何度も再登場を果たした末に視聴者から問い合わせが殺到した。
劇団ひとりがプロデュースを行っている経緯としては、日本テレビ「スター★ドラフト会議」にRABが出演した際に、RABの私物のアニメのフィギアを食べ、劇団ひとりの妻である大沢あかねのtwiブログが炎上してしまい、その責任を取るためにプロデュースを行うことになり、更に、番組から劇団ひとりに課せられた公約は「10,000枚は絶対売る。いかなかったら劇団ひとりが買う」というものであった。
当日は、購入者限定イベントとなっており、2回まわしで約300人の観客が来場した。300人の満員のお客さんの前で、1月18日にリリースしたばかりのデビュー曲「トロ子のランナンバン」を披露し、トークイベントを行なった。トークイベントが始まると、サプライズゲストとして登場した劇団ひとりは「まず初めにフィギュアの件はすいませんでした。あの一件以来、秋葉原には来たくなかったのですが。」と語り、お客さんを笑わせた。
また、「今回のプロデュースの件でまたtwitterが炎上するんじゃないかと思いました。」と語ったが、作品の出来に対して、「先日、テレビ局で大和田伸也さんにお会いしましたが、「トロ子のランナンバン」のPV素晴らしいよと褒められました。」と撮影に32時間を要したというPVの完成度の高さには満足している様子だった。ヴォーカルの福原香織は「お客さんがいっぱい来てくださってすごい嬉しいです。」と語り、「ひとりさんの世界観をしっかりと表現できるようにボイトレにも通いました。」と初々しさが見られた。
ダンサーのRABアツキは、当日、人気声優である福原香織を一目見ようと来場した声優ファンに向けて、「かおりんが好きすぎてまだ目も見れない。お前ら安心しろ。俺らはかおりんとどんなに一緒に居ても何もできない」と語った。
さらにRABムラトミは「福原香織とRABに専念するために、仕事を辞めました。休みの日は自宅警備をしています。」と語ると、劇団ひとりは「プロデュースするっていっても、そこまで責任は持てないよ」と答え、観客からは笑いが起こった。
イベントの最後には、デビューシングルが1万枚売れなければ自腹で買い取らなくてはならないにもかかわらず、2ndシングルのアイデアについても劇団ひとりと福原香織とRABは語り合った。
少しでも売上を伸ばすためにどうするかという質問に対して劇団ひとりは「ステマ(ステルスマーケティング)を駆使して少しでもCDを売りたい。」と語った。芸人としてもヲタクネタを使っているがヲタクはどう思うかという質問に対して「RABに比べたら僕の方が友達が少ないです。相談する相手がいません。思っている以上にヲタクはアグレッシブですよ。」と答えた。
10,000枚の売上達成に向けて、今後も1月18日に発売されたばかりの「トロ子のランナンバン」の売れ行きには注目していきたい。
福原香織とRAB デビューシングル「トロ子のランナンバン」
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■福原香織とRABオフィシャルウェブサイト