昨年、10周年を迎えたEGO-WRAPPIN’恒例年末ワンマンライブ「Midnight Dejavu 」。昨年は10周年に相応しく、幅広い豪華なゲスト陣を迎えたり韓国公演を行ったりと最高な夜を演出した。そして11年目に突入した今年は従来通り、DVDや写真集でお馴染みの東京キネマ倶楽部にて3公演を行い、大阪では昨年から会場を変え、2005年に横山ホットブラザーズなどを招いて幻のカウントダウンライブを行った元キャバレーのユニバースにて開催した!
「Midnight Dejavu」恒例のインストナンバーから始まり、2曲目のマリリン・モンローのカヴァーでVo中納良恵が登場すると、一気にフロアのボルテージは最高潮に。そこから「Midnight Dejavu」ならではの笠置シヅ子のカヴァーや11年目に相応しく、美空ひばりの「日和下駄」のカヴァーを披露するなど、EGO-WRAPPIN’ SHOW TIMEの名に相応しいLIVEを披露し、会場備え付けのネオン管を見事に生かしきった過去と現代が融合する独自の世界観を表現した。
中盤戦にはキャバレー時代をまるで再現させるような「チェリシーはうわの空」を演奏すると、そこからはミディアムなロックステディゾーンに突入し、オリジナルナンバーである「love scene」と「a love song」の間にDoreen Shaffer の名曲「Adorable You」(The Skatalitesも演奏)をエゴ流にカヴァー。
本編最後には壮大な展開の「雨のdubism」から「くちばちにチェリー」「GO ACTION」とたたみかけるセットリストで満員のフロアは踊り狂った。
アンコールの1曲目ではブラスセクション4人と中納と森だけで登場し「サン・トワ・マミー」を披露し、最後の曲ではブラスセクションから始まり中納の熱い歌が響く「inner bell」で締めくくった。
11年目を迎えた今年も、キネマ倶楽部では、開場前にフロアを沸かせる豪華DJ陣との相乗効果により官能的で情熱的なパフォーマンスを繰り広げ、地元大阪公演ではまた新たな世界観を見せ、暖かさと熱狂に包まれて今年を締めくくった。
「Midnight Dejavu」2011年12月29日 大阪ユニバース セットリスト
1. ala topsy 3(カヴァー)
2. SOME LIKE IT HOT (カヴァー)
3. ワーク・ソング(カヴァー)
4. PARANOIA
5. 日和下駄 (カヴァー)
6. GI GO LO
7. あしながのサルヴァドール
8. 老いぼれ犬のセレナーデ
9. Norvous Breakdown
10. アッ・ハァー(カヴァー)
11. チェルシーはうわの空
12. love scene
13. Adorable You(カヴァー)
14. a love song
15. I’ll be around(カヴァー)
16. かつて..。
17. 色彩のブルース
18. 雨のdubism
19. くちばしにチェリー
20 .GO ACTION
<アンコール>
1. サン・トワ・マミー(カヴァー)
2. サイコアナルシス
3. inner bell
<Midnight Dejavu>全公演SOLDOUT
2011/12/22 (木) 東京キネマ倶楽部 GUEST DJ:シークレット
2011/12/23 (金・祝) 東京キネマ倶楽部 GUEST DJ:箭内道彦(風とロック / 猪苗代湖ズ / クリエイティブディレクター)
2011/12/25 (日) 東京キネマ倶楽部 GUEST DJ:川上つよし(東京スカパラダイスオーケストラ)?2011/12/28 (水) 大阪・ユニバース?2011/12/29 (木) 大阪・ユニバース
<関連リンク>
■EGO-WRAPPIN’ オフィシャルサイト