12月14日リリースのサカナクションのミュージックビデオ集DVDの詳細が発表になった。
これまで発表されたMusic Video14曲に、このDVDために制作された「ドキュメント」Music Videoが加わった全15曲を高音質リマスタリング(48KHz 24bit)収録した作品になる。
ジャケットアートワークは今作もHatosが手がけている。
本作リリースをもって初公開となる「ドキュメント」(5th AL「DocumentaLy」収録曲)Music Videoはレコーディングの最終作業であるトラックダウン時に山口一郎が考案し、撮影した映像を原案として、山口保幸監督が新たなMusic Videoとして演出を加え、山口一郎と共に作り上げた作品。「何の先入観もなく観賞してほしい」という制作者の希望により、リリースまで内容に関する発表は行われないが、衝撃的な内容になっている。
特典映像も非常に豪華。ワンカットで撮影された映像が話題を呼び、YouTube上で500万回以上試聴され、文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞やスペースシャワーTV「BEST VIDEO OF THE YEAR」を受賞するなど高い評価を得た「アルクアラウンド」のメイキング映像が初収録。
さらに朝焼けの中で撮影されたラストテイクを本DVD用に関和亮監督が「アルクアラウンド LAST TAKE」として新たに完成させた。他にも「ルーキー」「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」などの貴重なメイキング映像が収録される。
また、奇妙なダンスが話題となった「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」の振り付け映像を収録。「撮影前に観た振り付け映像の衝撃と喜びをリスナーのみんなと共有したい」という山口一郎の強い希望により、山口の撮影前練習用に作られた振り付け映像をあえてそのまま収録し、振付稼業air:manによる解説を新たに加えた。
DVDでは恒例となりつつある座談会も収録。今回はサカナクションのスポークスマンである山口を除いた4名が中心となった座談会で、デビューから約5年間のバンドの軌跡を振り返った貴重な映像となっている。
さらに初回限定生産分にはこれまでのMusic Videoで監督を務めた全映像クリエイターのアンケートが掲載された36Pにわたる「SAKANARCHIVE Music Video Directors Book」が封入されており、サカナクションのMusic Videoがいかにして作られたかが、映像クリエイターの視点から確認できる内容となっている。 また、2012年度版のSAKANARCHIVE ポスターカレンダー(510mm×720mm)も封入されているなどファンにも嬉しい特典が多数。
現在の音楽シーンでは最先端と評されるサカナクションのMusic Videoを様々な視点からひも解いた非常に濃い内容。総合芸術としてのサカナクションの映像表現の全てが確認出来る作品となっている。
DVD詳細
リリース日:2011年12月14日
商品形態:DVD 1枚組(片面2層)
タイトル:SAKANARCHIVE 2007-2011〜サカナクション ミュージックビデオ集〜
品番:VIBL-620 定価:¥3,800(税込)
【収録楽曲】
1. 三日月サンセット
2. 白波トップォーター
3. ワード
4. サンプル
5. ナイトフィッシングイズグッド
6. セントレイ
7. ネイティブダンサー
8. アルクアラウンド
9. 目が明く藍色
10. アイデンティティ
11. ルーキー
12. montage
13. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
14. エンドレス
15. ドキュメント
【特典映像】
*2007-2011年の活動を振り返るメンバー座談会映像
*ドキュメント ミュージックビデオ原案
*アルクアラウンド LAST TAKE
*メイキング映像(アルクアラウンド、アイデンティティ、ルーキー、『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』)
*『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』振り付け映像 振付稼業air:manによる解説付き
【封入特典】 ※初回限定生産分のみ
*SAKANARCHIVE Music Video Directors Book
*SAKANARCHIVE ポスターカレンダー (2012年)
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