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渡部優衣インタビュー 〜ここには、目に見えない絆がある。

音楽

3rdシングル『絆』を発売したばかりの渡部優衣。現在『絆』は「Fiction!2 for twitter」のイメージソングへ起用中。本人は、同ゲームのイメージキャラクターも担当。C/Wに収録した『GERBERA』は、渡部優衣みずから作詞を手がけたナンバー。同楽曲の魅力を、じっくり伺いました。

「人との繋がり」をテーマに、絆を大切にしていきたい気持ちを詰め込んだ歌が『絆』になりました。

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−−−−−3rdシングル『絆』では、和ロックというスタイルを打ち出しました。
渡部:もともと和テイストの曲が好きだったので、『絆』の音原をいただいたときから「すごく格好良くて素敵な曲だな」と思っていました。ただ、「今の自分にきちんと歌いこなせるか?」という不安も正直ありました。

−−−−−『絆』では、いろんな人たちとの心の繋がりを感じているからこそ、新しい道へ進んでいけるという想いを歌っています。
渡部:今年は、震災などいろんなことが世の中でも起こっていたように、”絆”というのは、今年のテーマとなった言葉の一つだと思います。この『絆』も、「人との繋がり」をテーマに、その絆を大切にしていきたい気持ちを詰め込んだ歌になりました。

−−−−−歌詞を読んでて感じたのが、今年6月に卒業した星のオトメ歌劇団のメンバーたちへの想いを綴った内容にも感じれることでした。
渡部:それも含まれてます。星のオトメ歌劇団のメンバーとの繋がりや絆を感じさせる内容であり。卒業してからの自分がメンバーに対して想っている気持ちを言葉にした歌であり。さらに、今は星のオトメ歌劇団のメンバーらとは別の道を歩んでるけど、今でもみんなとは絆や繋がりを感じながら、新しい自分の道を歩んでるという気持ちも記しています。

−−−−−作詞をしたKUNSHIさん自身が、優衣ちゃんの心の本音を汲み取ってくださいましたね。
渡部:そうなんです。「星のオトメ歌劇団にいるときの渡部」「卒業を決める時期に葛藤していた渡部」「ソロとして歩み始めて以降の渡部」と、それぞれの状態での気持ちを身近で感じ取ってくれているからこそ、その想いを『絆』に詰め込んでくれたと思ってますし。自分も、すごく共感する言葉ばかりでした。

『絆』は楽曲的に和ロックだからこそ、演歌の要素も取り入れた歌い方をしていきました。

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−−−−−普段から絆を感じること、優衣ちゃんは多いですか?!
渡部:ありますね。今でもシンガーとしてイベントへ出演するときに、星のオトメ歌劇団と共演する機会があるんですけど。出逢うと、みんなメンバーでいた頃のように受け入れてくれるし。今でもメンバーらとは連絡を取りあってる関係。何よりも「卒業しても、ズッとメンバーの一員だから」と言ってくれる気持ちが嬉しいんです。自分も、長く同じ時間を過ごしてきたように、卒業した今でも、星のオトメ歌劇団のメンバーは大切な仲間だと思っています。

−−−−−今は、それぞれの道を歩み始めているわけですが。優衣ちゃん自身「声優」という道の中、着実に経験を重ね続けています。
渡部:まだまだですけど、確実に自分の道を歩み出し始めました。
−−−−−いろんな夢も、どんどん現実化しています??
渡部:おかげさまで。今もアニメ「輪るピングドラム」の伊空ヒバリ役で出演させていただいています。作中に出てくるユニットのトリプルHとして、一度番組のエンディングテーマ(「灰色の水曜日」(第13話))も歌わせていただいきました。

−−−−−完成した『絆』、優衣さんにとってどんな楽曲になりましたか?!
渡部:和テイストを持った楽曲ということで、今までとは異なる演歌調の歌い方を意識しました。カラオケ好きなおばあちゃんの影響で、3歳頃から『一円玉の旅カラス』など演歌をよく歌っていたんですけど、今回『絆』を聞いたとき、その頃の記憶が甦ってきました。それはきっと「日本人の心を大事に唄うように」ということだと思い、楽曲的には和ロックだけど、自分なりに演歌の要素も取り入れた歌い方をしていきました。そこも新しい魅力になっていると思います。

−−−−−ヴィジュアル面でも、和要素を全面に打ち出しました。
渡部:今回のジャケットや『絆』のPVを撮影したのが京都なんです。歴史や情緒あふれる京都の町を舞台に、和な小物を持ちながら撮影したことから、上手くまわりの雰囲気とも同化して自分も昔のお嬢様風という気持ちになりながら撮影できました(笑)ちなみに今回の衣装は袴です!!

ガーベラの花言葉には「神秘的・美しさ」という意味があります。曲調自体にも、すごく美しさを感じますし。そこへ繋がりを感じたことから、この『GERBERA』という言葉が導き出されたんだと思います。

−−−−−C/Wには、みずから作詞を担当した『GERBERA』を収録。
渡部:ガーベラをイタリア語で読むと「ジェルベーラ」。楽曲の雰囲気的にその響きが合うことから、あえて、ひとこだわり持った名前にしました。歌詞では、籠もりがちな部屋から飛び出してく姿を軸に、「誰だって心の中にはわだかまりがある。それを少しずつ繙いていこう」という想いを記しています。
じつは最初、爽やかな歌詞にする予定だったんですけど。作詞って不思議なもので、曲を聞いてるうちに、勝手に世界観が広がっていき、自分が予定していた方向とは違う言葉がポンポン浮かんできたんです。だから楽曲に導かれ、今のような心の内側を描いた内容になりました。

−−−−−普段の優衣さんを見ていると、すごく元気で明るい性格に見えますが、じつは優衣さん自身も、何処か葛藤する想いを抱えてたりしてたんですか?!
渡部:確かに明るい性格ですね(笑)歌詞に関しても、あくまでもインスピレーションに導かれ出てきた言葉たちなんですが無意識の中、渡部の裏側の気持ちが出てしまったんですかね??それと今回、何故『GERBERA』というタイトルにしたかにも裏話がありまして。『絆』の発売日が10月12日だったじゃないですか。その日の誕生花がガーベラなんです。しかも、花言葉には「神秘的・美しさ」という意味があるんですね。
『GERBERA』のサビの歌詞に♪雲の波の上を走る月♪という言葉を記したんですけど、そこはノアの方舟が波の上を走っていくイメージから出てきた言葉でした。その神秘的な姿を、あえて方舟ではなく月に例えたんです。そのサビ終わりの間奏部分が、とても神秘的で綺麗な演奏なんです。曲調自体にも、すごく美しさを感じますし。そういう繋がりを感じたことから、この『GERBERA』という言葉が導き出されたんだとも思います。

絆を大切に育み、その絆を噛みしめながら一歩一歩大切に歩んでいけたらと思っています。

−−−−−優衣さんにとって、今年は大きな飛躍を描くための土台をしっかり築きあげた1年になりそうじゃない?!
渡部:そうですね。シングルも3枚出させていただいたり。アニメへの出演も増えてきました。それも、まわりの人たちとの絆の大切さがあってのことだと思います。もちろん、ここで立ち止まるわけにはいかないし、来年は大きな課題を背負う年にもなっていくと思うからこそ、一歩一歩着実に歩みながら大きくなっていきたいなと思っています。

−−−−−完成した『絆』、今の優衣さんにとってどんな1枚になりましたか?!
渡部:『絆』を出させていただくにあたってもたくさんの絆を感じることの出来た、そんな1枚であり、その絆を大切に育み、その絆を噛みしめながら一歩一歩大切に歩んでいけたらなと思っています。歌の内容面でもみなさんにも共感する想いがあるはずですから、ぜひ聴いてください。

                  TEXT:長澤智典

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