ART-SCHOOL のBass宇野剛史とDrums鈴木浩之が、年内をもってバンドを脱退することがオフィシャルサイトにて発表されました。
併せて、12月9日(金)に現メンバー最後のワンマンライブが新木場コーストで開催されることも発表されています。
以下、オフィシャルサイトに掲載されたコメントです。
いつもART-SCHOOLを応援して下さっている皆様へ
この度、2011年12月31日をもちまして、ART-SCHOOLよりベースの宇野剛史、ドラムスの鈴木浩之が脱退することになりました。
平素よりART-SCHOOLを応援して下さっているファンの皆様、関係各位には突然のご報告となりますことを深くお詫び申し上げます。
ART-SCHOOLは木下理樹、戸高賢史の2人体制となり、引き続きよりアグレッシヴに活動を続けてまいります。
今後のART-SCHOOL、そして宇野剛史・鈴木浩之に変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
なお、12月9日(金)新木場コーストにて現メンバーによる最後の単独公演を急遽開催いたし ます。
■ライブ情報
ART-SCHOOL
「ART-SCHOOL」
2011.12.09(金) 新木場Studio Coast
18:00 open/19:00 start
チケット発売日 2011.11.12(土)
チケット料金 前売 オールスタンディング 3500円 (税込) 当日 オールスタンディング 4000円(税込)
ドリンク代 有
年齢制限 3歳以上チケットが必要
プレイガイド
ぴあ(P-Code) (P:152-329)
ローソン(L-Code)(L:75064)
イープラス(プレオー ダー) http://eplus.jp
先行販売
ディスクガレージ インターネットチケット販売サイト『GET TICKET』にて先行受付
2011.9.29(木) 21:00 〜 2011.10.5(水) 23:00
※規定枚数になり次第終了致します。
※初めてご利用の方は、『GET TICKET』への会員登録(無料)が必要です。
※その他詳しくはお申込みページにてご確認下さい。
■申込ページ 【PC・携帯共通】
http://www.getticket.jp/g?t=sgdxtze
■お申込後の住所変更・申込内容(抽選当落結果)確認
<PC> http://www.getticket.jp/touroku/confirm.html
<携帯>http://k.getticket.jp/cs/u01.php
<木下理樹からのコメント>
沢山の応援してくれている、ファン、関係者の皆様にART-SCHOOLから大切なお知らせがあります。2011年、今年いっぱいの活動で ART-SCHOOLから、ベースの宇野剛史、ドラムの鈴木浩之が脱退することになりました。
脱退したいと、その報告を受けた時、僕らは新しいアルバムに備えて、プリプロをしてレコーディング直前のタイミングでした。何度も話し合いま した が、彼等の決意は固く、結局彼等の意思を尊重することが一番彼等にとっていいことだろうという結論に至りました。トディとも話し合いました。僕は最初、解 散を視野に入れて精神的にも混乱していましたが、しょうがないのかと諦めかけていました。話し合いで、僕はアートのギターにトディが必要なん だと言いました。そして、最後は、握手をしました。やりますって言ってくれたのが嬉しかった。迷いなく、いま制作途中で中に浮いているアルバ ムを何とか最高のアルバムに仕上げたい一心です。
こんな報告になってしまい、いつも応援してくれているファンと関係者、皆に申し訳ないと感じています。
それから最後に宇野ちゃんと浩之にリスペクトと、これからのそれぞれの活動を祈っています。今までありがとうと伝えたいです。
ARTは、年内終えたら僕とトディの二人になります。どうなるのかは分かりません。ただ、どんなイバラの道でも今は進む覚悟です。
木下理樹
<戸高賢史からのコメント>
いつもバンドをサポートしてくれるファンの皆様へ。
度重なる話し合いの結果、ベース宇野、ドラム鈴木がバンドを離れる事になりました。
本当の事を書けば、破綻していくメンバーの関係、その間を取り持つ事をずっとやってきたんですが、双方の相談に乗っていた自分も、板挟みに疲 れ果ててしまい、ART-SCHOOLというチームに純粋に向き合えなく なっていました。
最後の気力でアルバムを作りあげ、ツアーをして、脱退しよう、とも考えていました。
そんな空気のままレコーディングに突入し、曲作りの過程で、完全にメンバー間で方向性やモチベーションのズレが生じてしまい、リズム隊の二人 は限界だと言い、脱退したいとの意向を受けました。
レコーディングは当然止まり、、
時間だけが過ぎ、木下のやりきれない気持ちを側で感じて、なんとなく胸がモヤモヤする日々が続きました。
流されて、自分もこのまま脱退するか、解散か。。
ある日、木下から話があると言われ、二人で話しました。
単刀直入に、一緒にバンドをやってくれないかと。バンドにお前が必要だと。
彼は性格的にこういう場合、直接的な表現を好まないので、そんな彼の口からこんなにストレートなセリフが出てくるとは思わなかった。
話を進めるにつれ、自分は現実から目を背け、ただバンドと、自分と向き合う事から逃げていただけだと確信してしまった。
その機会に沢山不満も言いました。自分の人生だから、自分がもう無理だと思ったら辞めるよ。とも言いました。
話し合いを続けて行く内に、まだ彼と単純に音楽を作りたかったんだなと、胸につかえていた何かが、ようやくポロっと取れた気がしました。
『わかったよ、やろう。』と自分の意向を伝え、柄にもなく握手をしました。
形は変われど、ART-SCHOOLというバンドの根本は変わらない。僕と木下との約束で す。
思えば加入した当初から変わってません。
続けなきゃ終わるだけ。
お互いに歩みよった事により、幸い僕らは少しクリーンになった気がします。
長く続けてきた仲間の脱退は痛手でしかないし、残念です。
しかし彼らはこれからも、かけがえのない友人です。今までありがとな。
苦難を越えて歩む。それを続ける事でしか見えない、その刹那を信じています。僕らはずっとそういうバンドでしたから。
戸高賢史
<宇野剛史・鈴木浩之からのコメント>
いつも応援してくれている皆様へ。
この度Ba,宇野剛史、Dr,鈴木浩之はART-SCHOOLを脱退することとなりました。バンド結成11年目を迎えた大事な時期に無責任な 決断で誠に申しわけございません。 脱退の経緯と致しましては今年の始めに全体ミーティングを行いメンバー・スタッフで共通意識を持ち新しいART-SCHOOLを創ろうと試みたのですが、 新譜制作の過程においての楽曲の持つ世界観を具現化することが出来ずこのような結論に至りました。
長きに渡りバンドの活動を支えてくれた事務所の方々、作品をリリースさせてくれたレコード会社の方々、いつも応援してくれていたオーディエン スの皆様、ART-SCHOOL、木下理樹、戸高賢史に感謝の気持ちでいっぱいです。
来年から別々の道を歩み 出しますが、これからもART-SCHOOLを宜しくお願い致しま す。
今まで本当にありがとうございました。
宇野剛史 / 鈴木浩之
<関連リンク>
■オフィシャルサイト