「ALWAYS三丁目の夕日」や「SPACE BATTLESHIP ヤマト」など数々の大ヒット作品を送り出した山崎貴監督が、20年来の盟友・八木竜一監督とともに新たにチャレンジした3DCGアニメーション映画「friends もののけ島のナキ」(12月17日全国東宝系にて公開)の主題歌にMISIAがカヴァーするチャーリー・チャップリンの世界的名曲「Smile」が決定した。この楽曲は山崎監督の「子どものコーラスを取り入れてほしい」との要望を受けたMISIAが自ら東日本大震災の被災地の一つである仙台へ足を運び、現地にある3つの少年・少女合唱団に参加してもらいコーラス部分のレコーディングを行ったものだ。
また、MISIAの映画主題歌決定を記念した山崎・八木両監督デザインによるMISIAオリジナルCGキャラクターを作成、映画の主人公ナキやグンジョーなどの”もののけコーラス隊”と、彼らを従えて熱唱するMISIAとのコラボビジュアルも完成した。
更にMISIAファンへの吉報として、2011年7月27日に発売したアルバム「SOUL QUEST」から5カ月後の12月14日、早くもMISIAの新作アルバムの発売が発表された。しかも今回の作品はMISIA自身初となるカヴァーアルバム。リード・トラック「Smile」をはじめ、マイケル・ジャクソンの「Heal the World」やスティーヴィー・ワンダーの「Ribbon In The Sky」等、誰もが知っている世界的名曲のカヴァーを収録した内容となっている。
【映画概要】
■正月の超大作は、世界へ飛び出す3DCGアニメ
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」で日本人として初めてSFエンターテインメントで世界に挑んだ山崎貴監督が、新たな挑戦として選んだのは、日本の童話「泣いた赤おに」をベースにした、涙も飛び出す本格3DCGアニメ!!
■号泣必至のオリジナルストーリー
原案は日本の童話「ないた赤おに」。山崎監督が子どもころに読んでその結末に衝撃を受けた作品であり、自らこの短編童話を大胆にアレンジし、脚本を書き上げた。日本人ならではの情緒あふれるオリジナルストーリ−が完成した。
■新たな映像世界の体験
ミニチュアセットとCGアニメを融合させた撮影技法で、既存のCGアニメや実写映像とは一線を画した、ぬくもりある優しい映像世界を実現した。八木監督曰く、「スターウォーズとピクサー作品の中間に位置する新しい映像世界を実現した」とのこと。
■正月の超目玉作品完成
既存の映像世界の枠を超え、世界を視野に入れた映像と、日本独自の情緒あるストーリーが融合し、正月の超目玉作品として完成した本作。300スクリーン以上での公開が決定し、まさに超大作にふさわしい作品となっている。
≪12月17日(土)涙も飛び出す3D公開(2D同時公開)≫
■映画についてMISIA、山崎監督からのコメント
【MISIA コメント】
『friends もののけ島のナキ』は期待をはるかに超えた作品です。ヒトとヒトの関係性の中で、「お互いどんなカタチが幸せなのか?を一緒に考えることがとても大切である」、ということがしっかりと描かれています。「今がいい」ってだけじゃだめ。お互いに次のステップまで考えてあげられることができてこそ、友情なんだなって。そういうのがすごく美しく描かれている作品です。この曲を録るとき、気がついたのですが、Smileという発音はスマイルにならないと美しく発音できないんです。笑顔のとき、Lがいい発音になるんです。Smileというコトバはスマイルにしてくれるコトバなんです。聴くよりも歌う方がスマイルになれる楽曲。みんなも一緒に歌ってほしいですね。
【山崎監督(「friends もののけ島のナキ」監督) コメント】
そもそもこの「friends」の企画は世界を狙って発信したいという思いから始まったものです。そして作品をよりパワフルにするためにどんな曲がいいだろうということになったとき,誰もが知っているあの世界的名曲Smileが浮かび上がったのです。Smileは時間のフィルターをくぐり抜けてきた、力を持っている曲ですから、それを自分のものとして歌うのは容易なことではありません。誰ならあの曲のパワーを乗りこなすことが出来るんだろう?その思ったとき、僕らの頭に真っ先に浮かんだのがMISIAさんでした。彼女なら、何とかしてくれるかもしれない。そして何より彼女の声でSmileを聞いてみたい。そんな思いでしたオファーを快諾していただいて、今回の曲ができあがりました。できあがったものはさすがとしか言い様のないものでした。本当にさすがです。「つらいときこそ微笑んでみようよ」というこの曲のメッセージは奇しくも震災後の今、より直接的で強いものになってしまいましたが、あえて言うならば、今このときだからこそMISIAさんの優しくも力強い「歌声」の力が必要だったのだろうと感じています。つらい思いをしている人たちに、僕らの映画から生まれたこの小さな灯火の暖かさが届くことを願っています。
■主題歌「Smile」 制作秘話 from MISIA
『Smile』は、チャーリー・チャップリンの映画『Modern Times』の中にかかる曲で、チャップリン作曲です。チャップリンの作品は、小さな頃から大好きで、今でもDVDはすべて持っているくらい。後に『Smile』のメロディにナット・キング・コールが歌詞をつけ歌い、歌も有名になりました。前回のツアーのとき、ちょうどナット・キング・コールの曲をサンプリングして、JPと一緒に歌っていたりしたんですね。その後、デイヴィッド・フォスターさんのライヴで、娘のナタリーさんとお会いしたりして……。その直後にこの主題歌の話しをいただいたので、すごい巡り合わせだなって、ビックリしました。チャップリンは苦境の中に生きていながら、それでも笑顔というものを通して、社会的なメッセージを伝えてきた人じゃないですか。その人が作った『Smile』というメロディを、深い部分できちんと理解して作られた歌詞だと思うんです。今回、私が歌うことになって、あらためてしっかりとこのメロディ、そして歌詞と向き合いました。この楽曲を制作していく過程で、『子どもの声を入れたらどうだろう?』という話があったんです。凄く素敵な話だと思いました。そして、もし歌ってもらえるなら、東日本の子どもたちに歌ってほしいなと思い、それで現地のイベンターさんに協力してもらい、仙台の3つの合唱団に参加してもらったんです。中には、実際に家が流されてしまったり、自衛隊に救助された子がいたりして。「気持ちが落ち込む子もいたけど、今日こうして歌えることを楽しみに頑張ってきました」という先生の言葉に、一緒に歌うことができて心から良かったと思いました。実際の歌入れのとき、みんな最初は緊張してたんですけど、歌っていくうちに徐々に笑顔になっていって。本当にスマイルになれる曲になったのが嬉しかった。この『smile』は、笑顔って素敵なことなんだよ、っていうことを伝えるだけじゃなくて、歌うことで自然と笑顔になってしまう、そういう力もある曲なんだな?ってあらためて感じました。皆とっても一生懸命歌ってくれました。素晴らしい歌声です。きっと聴いた人の心に勇気と力をくれると思います。
【リリース情報】
■MISIA自身初のカヴァーアルバム?? 2011年12月14日(水)発売予定 「タイトル未定」
誰もが認める日本を代表するシンガー”MISIA”による、初のカヴァーアルバム発売決定!!「歌の上手いシンガー」の代名詞的存在とも言えるMISIAが、その圧倒的なMISIAの「歌」で、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダーやスタンダードナンバーまで、誰もが知っている名曲をカヴァーするという、いつものオリジナル楽曲とはまた違ったMISIAの魅力が存分に発揮された誰もが聴いてみたくなる強力な作品となります。
【THE TOUR OF MISIA “JAPAN SOUL QUEST”スケジュール ツアー後半戦】
2011年
10月9日(日)大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)
10月10日(月)大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)
10月16日(日)アクトシティ浜松 大ホール
10月21日(金)渋谷C.C.Lemonホール
10月22日(土)渋谷C.C.Lemonホール
10月27日(木)三重県文化会館 大ホール
10月28日(金)岐阜 長良川国際会議場
11月5日(土)府中の森芸術劇場 どりーむホール
11月11日(金)大宮ソニックシティ 大ホール
11月20日(日)堺市民会館 大ホール
11月22日(火)福井フェニックスプラザ
11月23日(水)本多の森ホール(石川厚生年金会館)
12月10日(土)仙台サンプラザ
12月11日(日)仙台サンプラザ
12月17日(土)ニトリ文化ホール(さっぽろ芸術文化の館)
12月18日(日)ニトリ文化ホール(さっぽろ芸術文化の館)
12/月23日(金)熊本崇城大学市民ホール(熊本市民会館)
12月24日(土)鹿児島市民文化ホール 第一
12月25日(日)福岡サンパレス
2012年
1月28日(土)大阪城ホール
1月29日(日)大阪城ホール
2月4日(土)名古屋ガイシホール
2月18日(土)横浜アリーナ
2月19日(日)横浜アリーナ
<関連リンク>
■MISIA オフィシャルHP