星野源が、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠にて2011年10月に放送開始となるドラマ『11人もいる!』にレギュラー出演する。
『11人もいる!』は、『木更津キャッツアイ』(2002年)や『タイガー&ドラゴン』(2005年)などテレビドラマの脚本家のほか、俳優、演出家、ミュージシャンとしても活躍する宮藤官九郎が、『未来講師めぐる』(2008年/平均視聴率9.1%)以来、金曜ナイトドラマで3年ぶりに脚本を手掛けた作品。宮藤は昨年、連続ドラマ『うぬぼれ刑事』で、優れたテレビドラマの脚本作家に与えられる向田邦子賞を獲得。これまで以上に注目が集まる中、受賞後初の連ドラ作品としてこの『11人もいる!』を発表する。
『11人もいる!』の舞台は仕事のない父、家庭的で貞淑な妻、8人の個性豊かな子どもたち、計10人の貧乏一家。そこに、末っ子にだけに見える謎の11人目が加わり、奇想天外な家族劇を展開していく。今作品では、家族のそれぞれが家の外で遭遇するちょっとした辛い出来事に現代性を投影。さまざまなストレスを抱えた家族が一つ屋根の下へと戻ってきたときに、思いがけず浮き彫りになる“家族の絆”を描いていく。バカバカしくもちょっと感動的、週末の夜に「こんな家族もちょっとイイな」と思えるような、共感を呼ぶホームドラマが誕生する。物語の主役は、高3にして大家族の問題を一人で背負い込んでいる長男の一男(神木隆之介)。家族のために犠牲になるのが長男だと思い込み、家計のためにバイトを掛け持ちする一男は、進学もあきらめ禁欲的な生活をみずから課しているが、心の奥ではそんな境遇にいつ爆発するともわからぬ不満を抱えている。大家族の中でただ一人まともに思える一男を、最も苦しめるのは父の実。プロカメラマンではあるものの収入はほとんどなく、楽観的で家長としての自覚に欠ける実の存在は常に一男をイラつかせる。そんなダメオヤジに扮するのは田辺誠一。ほか、実の妻・恵を光浦靖子、8人兄弟の末っ子・才悟を加藤清史郎が演じるなど、話題豊富なキャスティングが実現。宮藤官九郎が創り出す不思議なドラマを鮮やかに彩る。
星野源が演じるのは、主人公の父・実の弟「真田ヒロユキ」、ベビー用品メーカー『ママサンシャイン』に勤めているが、会社が負債を抱え、社長が金を持って逃げてしまい取り残されるという役回りで、一見陽気だが思い詰めるタイプとのこと。
星野は学生の頃より音楽活動と演劇活動を行っており、2003年に舞台「ニンゲン御破産」(作・演出:松尾スズキ)への参加をきっかけに大人計画に所属。俳優としても活動しており、近年ではドラマ『ゲゲゲの女房』(NHK)『去年ルノアールで』(テレビ東京)、映画『ノン子36歳(家事手伝い)』(08年/熊切和嘉監督)『少年メリケンサック』(09年/宮藤官九郎監督)、舞台『サッちゃんの明日』(作・演出/松尾スズキ)などに出演している。
【作品詳細】
星野 源 「エピソード」 2011年9月28日(水)発売 VICL-63781 2,940(税込)
*初回生産分のみ スリーブケース仕様 オリジナルステッカー+「星野源にまつわるエピソードを多数収録したデラ新聞」封入
1.エピソード
2.湯気
3.変わらないまま
4.くだらないの中に
5.布団
6.バイト
7.営業
8.ステップ
9.未来
10.喧嘩
11.ストーブ
12.日常
13.予想
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