今年94歳になる秋山ちえ子さん(ジャーナリスト)が、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」内の生放送で、今年も童話「かわいそうなぞう」を朗読しました。終戦記念日の朗読は今年で44回目です。番組内では、大正12年の関東、そして今年の東日本、二つの大震災を経験された話。そしてこのような時代だからこその、情報の大切さ、政治の大切さをお話されたうえで、それが引き起こした戦争への反対の意思をこめて朗読をされました。朗読は、秋山ちえ子さんが91歳の2008年、EPICレコードによりCD化されています。44年にわたる」ラジオ放送そのままのいききとした秋山さんの朗読が、この物語が内包する大きなメッセージをしっかりと伝えてくれます。
また、東日本大震災の当日に来日し、そのままコンサートツアーを開催、支援募金を行ったシンディーローパーが朗読した英語版も収録。シンディは秋山さんの偉業に賛同しこのCD企画に参画、リリース後も交流が続いております。戦後66年、風化することのないメッセージ。
是非聴いていただきたいと思います。
「かわいそうなぞう」
朗読:秋山ちえ子
英語版朗読:シンディ・ローパー
ESCL3087 1,500(tax.incl.)
?EPICレコードジャパンより発売中