中田裕二(元・椿屋四重奏)「SONG COMPOSITE」ツアー終了。宮城在住の有志による「ひかりのまち」* のMusic Video、YouTube にて公開開始!元・椿屋四重奏の中田裕二の「SONG COMPOSITE 2011」ツアーが、8 月1 日(月)の仙台CLUB JUNK BOX にて終了した。「SONG COMPOSITE」(以下、「コンポジ」略)とは、2 年前のバンド活動時代からスタートした、中田が影響を受けた洋邦新旧織り交ぜたカヴァー曲を中心としたアコースティック・スタイルでのライブのこと。今回は、バンド解散後、被災地ならびに被災者に向けて制作された「ひかりのまち」
* の発表を経ての初となる活動とあって全国17 会場のチケットは発売と同時にすべてソールドアウト。
椿屋のサポートでもおなじみのYANCY(key)との2 人だけによる今回のツアーは、6 月13 日(月)の仙台darwin からスタート。最終日までに披露された曲数は、カヴァー、オリジナル含め40 曲を超え、すべての会場でセットリストも変えるなど、これまでのコンポジ以上に即興性も高い、意欲的な内容となった。また、最終日の仙台CLUB JUNK BOX では、すべての演奏が終了したのち、宮城在住の映像ディレクター・及川謙一氏が有志と共に制作した「ひかりのまち」のミュージック・ビデオを上映。震災後の被災地の人々の柔らかな表情とその背景に映り込む生々しい震災の痕跡を映し出すリアルな映像に、会場に訪れた多くのファンが涙を流していた。
※「ひかりのまち」・・・チャリティーソングとしてiTunes music store/レコチョク/wamo! にて配信中。
レコード会社( ワーナーミュージック・ジャパン) 売上全額を東日本大震災の義援金として寄付させて頂きます。
義援金の寄付先は日本赤十字社になります。
【及川氏による制作経緯】
「震災後まもなくして、ラジオから聞こえてきた「ひかりのまち」。
それはまさしく、暗く混沌とした心を照らす一筋の光のようでした。この楽曲をもっと多くの人に知ってもらいたい。ひかりを感じでもらいたい。そのために宮城に住む僕らが出来ることは、この楽曲に込められたメッセージを映像化することでした。東北がこの大震災を乗り越え、再び「ひかりのまち」になるために必要なこと。それは、この地に生きる私たち自身が「希望のひかり」になることです。この震災を経験した多くの人たちが、自らの「ひかり」に気づくきっかけとなることを願い制作しました。」
そして、ライブのMC で「年内中にソロをしての作品をリリースしたい」と意気込みを語っていたとおり、中田は今月から本格的なレコーディングに突入する。
<関連リンク>
■中田裕二オフィシャルブログ
■中田裕二オフィシャル情報ツイッター
■「ひかりのまち」Music Video 視聴ページURL