1976年8月25日に「ペッパー警部」で衝撃的にデビューして以来、“J-POP史上最大のスーパースター”として、ブームを超えた社会現象を巻き起こしたピンク・レディー。昨年9月の「解散やめ!」宣言を経て、待望の再始動を果たした2人から35周年を飾るにふさわしいスペシャルな企画が届きました。
35周年当日、2011年8月25日(木)に発売される完全生産限定盤『PINK LADY Singles Premium(シングル・プレミアム)』<VIZL-415 29,800(税込)>は、CD23枚+DVD2枚の計25枚組。
Disc1〜22では、デビュー曲「ペッパー警部」から解散時のシングル「OH!」まで、4年7ヶ月の活動期間中に発表された全22枚のオリジナルEP盤のデザインをCDサイズで忠実に再現。シングルAB面曲に加えて、ボーナス・トラックとして、リミックス・バージョンや現存するオリジナル・カラオケを加えた計130トラックをCD22枚に収録。全曲最新のリマスタリングによって、ピンク・レディーの輝かしい軌跡を辿ることができます。
Disc23「スペシャル・ボーナスCD」には、’81年の解散後、期間限定での活動時に発表されたシングル曲を網羅(AB面、カラオケなど計17トラック)。中でも注目は、大ヒットした「サウスポー」とは詞も曲もまったく異なる幻のテイク「サウスポー(未発表バージョン)」が、ピンク・レディーの企画に初めて収録されたこと(’08年の阿久悠追悼企画『続・人間万葉歌〜阿久悠作詞集』に特別に収録された音源)。まだ入手していないファンにはスペシャルなプレゼントとなっています。
そして、今回の「スペシャルDVD」(Disc24〜25)は、日本テレビの貴重な番組&コンサート映像を可能な限り収録したまさにプレミアムな映像集。
DVD(1)には、デビューのきっかけとなったオーディション番組『スター誕生!』決戦大会の映像をはじめ、「ペッパー警部」から「OH!」まで、日本テレビの音楽番組(『紅白歌のベストテン』『スター誕生!』『日本テレビ音楽祭』等)における歌唱シーンを57シーン(133分)にわたって発売順に収録。中には、キメのセリフが「ペッパー警部だよ!」になっているテレビ初披露時の「ペッパー警部」や、水着で歌う「渚のシンドバッド」「UFO」、衣裳・靴がそろう前段階でお披露目した「UFO」「サウスポー」、私服姿で歌う「モンスター」、振り付け変更前の「透明人間」、全米発売前(79年4月)に日本で初披露した「キッス・イン・ザ・ダーク」、解散コンサート前日の後楽園球場で歌う「OH!」等々、日本テレビならではのお宝映像も満載。
さらに、DVD(2)では、日本レコード大賞を受賞した絶頂期、1978年に行なわれた伝説のライブ(ラスベガス公演/後楽園球場7万人コンサート)を初商品化。当時ライブアルバムとして発売されたLPレコード(『アメリカ!アメリカ!アメリカ!』/『’78ジャンピング・サマー・カーニバル』)のステレオ音源を使用して、日本テレビ系列で放映されたコンサート映像とあわせて、計28曲78分にわたって収録。諸事情により、収録が適わなかった曲目や一部に編集等はあるものの、「商品化は不可能」と言われていた貴重映像が高音質のステレオ音声であざやかに甦ったことはまさに快挙。翌79年の全米デビューに繋がる海外ミュージシャンとのハイクオリティなステージに大注目だ。
そして、別冊のブックレットでは、ピンク・レディーと関係者への最新インタビューに基づく、各曲ごとの詳細なライナーを掲載。ロング・インタビューに応じていただいたのは、野口よう子(元・衣裳デザイナー)、飯田久彦(元・担当ディレクター)、大橋 忠(元・宣伝担当者)、都倉俊一(作曲家・編曲家)、山口照雄(エンジニア)、未唯mie(ミイ)、増田惠子(ケイ)の7名(敬称略・取材順)という、これまたファンには大変興味深い方々ばかり。全25枚のCDとDVDとあわせて楽しめる豪華付録となっている。
完全復活したピンク・レディーの35周年を記念する豪華ボックスセットは生産限定盤につき、確実に入手するためには、各CDショップへお早めに予約することをおすすめします。