5月14日(土)にスタートした全国ツアー「Tour 2011 頬づえ 〜夕方早く私を尋ねて」のファイナル公演を7月3日鳥取県倉吉で迎えた一青 窈。
そのツアーのビルボードverとして、7月6日(水)にビルボードライブ東京にて2公演ライブを行った。
震災以前に企画されたいたこのツアーだったが、頭と心がいっぱいになって、本も読めず映画も観れないなど、情報を取り入れることができない精神状態が続いていた。
「何が出来るか判らないけど、立ち止まらないで、一つ一つ積み上げていきたい」(一青談)
という気持ちが日々強くなり、このツアーに望んだ。
震災の影響で公開が延期になった映画「唐山大地震」のイメージソング 「泣きべそ」や、2ndステージで武部聡志をゲストに迎えてて演奏した「ゆりかご」、新曲「とめる」なども初披露。
昭和初期や戦後のまだ何も無い時代に、人と人が力を合わせて街が復興してきたように、本人も震災後何度も仲間たちと被災地を訪れ、歌や踊や笑いを届け続けてきた。
そんな思いの中から今回のツアーでも数々の昭和の名曲をカバーしたが、特に多くの人の心に響き大絶賛だったのが1975年に発売された中島みゆきの「時代」カバーバージョンだった。
この曲は「自然エネルギーフォーラム小林武史×孫正義、ライブトーク」 会場の東京国際フォーラムでも熱唱して 多くの感動を呼び、本日もビルボード東京に集まった震災後の今の日本人の心に、深く深くしみて演奏後熱い拍手が鳴り止まなかった。
今後は「ap bank fes ’11 Fund for Japan 」や 「東日本大震災復興支援チャリティコンサート from 名古屋」 (さだまさし、南こうせつ、山崎まさよし)などに出演が決定。
秋には「一青 窈 Tour 2011“瞬き”」の全国22公演も決定している。
『一青窈 TOUR 2011 頬づえ〜夕方早く私を尋ねて』
日時:2011年7月6日(水)
会場:ビルボードライブ東京
107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン ガーデンテラス4F
(http://www.billboard-live.com/access/t_index.html)
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