2011年6月25日『明日の日本を元気にしよう』をテーマに、指揮者・曽我大介を中心としたチャリティクラシックコンサートが渋谷区Hakuju-Hallで開催され、島谷ひとみがゲスト出演した。東日本大震災による被災地では、津波で学校ごと流され仮校舎や他校の間借りで授業を再開した小中学校には教育楽器が満たされない状況がある。こうした環境にいる子供たちのために、ピアニカなどの教育楽器を贈り音楽を奏でてもらい、勇気と希望を届けたいと思い開催されたコンサート。島谷ひとみのアルバム「Heart&Symphony」でオーケストラアレンジ・指揮をした曽我大介から出演オファーを受けた島谷ひとみはこれを快諾し、シークレットゲストとして出演。会場を賑わせた。
このコンサートでは「震災後、被災者を思い書き上げた」という曽我大介作曲の『KIBOW』を島谷ひとみが熱唱。覚和歌子が作詞を担当したこの『KIBOW』は、日本の未来への「希望」の掛け橋「RAINBOW(虹)」を表現したもの。島谷ひとみの清涼感ある歌声が会場を包んだ。島谷ひとみも「歌の途中、涙で声が詰まりそうになったけど思いを込めて歌いました」と振り返る。アンコールで披露された『手のひらを太陽に』では島谷ひとみと、合唱をおこなった日本IBM合唱団との息もぴったりと合い会場のお客さんとともに大合唱となった。なお、このコンサートの収益全額は被災地の学校へのピアニカなどの教育楽器の寄贈に当てられる。
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