「Japan Day@セントラルパーク」は日米市民の交流や日系コミュニティーの連帯強化などを目的に2007年から開催されている日米文化交流イベント。5回目となる今回は、東日本大震災の深刻な現状を受け全力で復興に取り組む日本を、ニューヨークから少しでも元気づけることができればとの願いを込め「頑張れ!JAPAN!」のコンセプトにて開催され約3万人を動員した。中学生の頃に好きになった洋楽アーティストが世界中をツアーで回る映像を見て、「言葉や文化が異なっても音楽で一つになれる」と感動したことをきっかけにアーティストになることを志したふくい舞。今でも夢は「世界に自分の歌を届けること」と答える彼女にとって今回のJapan Dayへの参加は夢への第一歩となった。日米文化の交流を目的とした主催者側も、日本文化を象徴する「櫻」をテーマとした「いくたびの櫻」を歌うふくい舞の参加は、イベントコンセプトに合致すると判断し出演が決定した。なお、3月中旬の出演エントリーから3月末の出演決定に至るまで、スタッフは本人に一切Japan Dayのことを伝えなかった。出演が最終決定になった後「New YorkのJapan Dayというイベントに参加することになった」という朗報を聞いたふくい舞は涙を流して喜んだという。
出演前のふくい舞は「アメリカで開催されるこんな素晴らしいチャリティー・イベントに参加できて、本当に感謝しています。アメリカの音楽は私に沢山の夢をあたえてくれました。今日は日本代表のつもりで、ニューヨークの皆さんに「希望」「愛」そして「再生」の歌を届けたいと思っています。デビュー直前に病気で亡くなった大親友と病床で一緒に歌った「翼をください」を、セントラル・パークで歌うなんて、とても不思議な縁を感じています。そして、その「翼をください」を作詞した山上路夫先生に書いていただいた「いくたびの櫻」を、1日でも早く皆さんの顔に安心した笑顔が戻るように、「再生」の祈り を込めて一生懸命歌いたいと思います。」と意気込んだ。そしてRumsey Playfield(ステージ)にて和太鼓・空手・書道などのパフォーマンスが行われる中、ふくい舞は「希望のうた」「アイのうた」「いくたびの櫻」のライヴパフォーマンスを、16歳の時のオハイオ州留学で習得した英語でのMCを交えつつ披露し大観衆を沸かせた。イベントのフィナーレでは共演者の大江千里、サーカス、松居慶子、AISHA feat. DMC & BDCらと「翼をください」を合唱し幕を閉じた。なお、「Japan Day@セントラルパーク2011」イベント公式ホームページ、ミニマラソン「Japan Run」およびイベント会場にて義援金の受付がおこなわれ、集った全額は東日本大震災の復興支援団体へ寄付。イベント当日に寄付をいただいた方には、Japan Dayオリジナルのチャリテリィーグッズがプレゼントされた。今後、ふくい舞は震災により開催見合わせとなった桜の開花に合わせて全国を回る「櫻前線北上ツアー」にかわる、新たなツアー「いくたびの櫻 アコースティック・ライブ・ツアー」を6月からスタート予定。アコースティック編成によるシンプルなスタイルで、「再生」の祈りを込めた「いくたびの櫻」を全国に届けていく。
<リリース情報>
○発売日:6月15日(水)
○タイトル:「いくたびの櫻 Special Edition 〜PRAY FOR ETERNAL LIFE〜」
○価格(税込み):¥1,890
○「いくたびの櫻」スペシャル・エディション盤詳細
リリース以降、様々な番組で取り上げられ、今なお有線チャート上位を記録している「いくたびの櫻」が、スペシャル・エディションとして装いも新たに発売。サブタイトル通り「PRAY FOR ETERNAL LIFE(永遠の命への祈り)」という想いが込められたこのスペシャル・パッケージには、ボーナス・トラックとして、新たにアレンジされた「いくたびの櫻(アコースティックVer.)」を収録。さらに「いくたびの櫻」プロモーション・ビデオ2作品(既存のPV+津川雅彦主演によるドラマ仕立て最新PV)を収録したDVD付
<日本で参加した主なチャリティー・イベント>
3/26(土)CBC開局60周年記念「CBCラジオ GREEN LIVE 〜東日本大震災チャリティコンサート〜」(名古屋)
4/10(日)東京 築地本願寺 はなまつり
5/3(火)Montres&E'site takaski presents 東日本大震災チャリティーRadio Takasaki サテライトスタジオオープン記念 〜ふくい舞公開生ライブ〜
5/5(木)フジグラン松山&名店会GWスペシャル 〜がんばろう!日本!チャリティイベント〜(愛媛・松山) 他
<関連リンク>
■ふくい舞オフィシャルホームページ