ロングビーチの伝説のバンド、サブライム。新ヴォーカル、ローム・ラミレスを迎え、サブライム・ウィズ・ロームとなった彼らのニュー・アルバム『ユアーズ・トゥルーリー』が7月27日に日本発売されることが決定した。
1996年のサブサイムのセルフ・タイトル・アルバムを手掛けたポール・リアリーをプロデューサーに迎え、アルバムの制作を行った。
サブライム・ウィズ・ロームのシンガー兼ギタリストであるロームは「スタジオでの作業は全て素晴らしかったよ。音の仕上がりも最高だし、時代を超えて愛されるアルバムが作れたって確信してる。ファンに聴いてもらうのが待ち遠しいよ」と語っている。
アルバムからの1stシングル「パニック」はYou Tubeで視聴可能で、日本では6月8日にシングルのPC配信並びに着うた・着うたフルのモバイル配信がスタートする。 (http://www.youtube.com/watch?v=QySzDXKr3JY)
また、サブライム・ウィズ・ロームは9月18日に横浜スタジアムで開催されるAIR JAM2011に出演するために、来日することが決定している。
亡くなったサブライムのオリジナル・ギタリスト/ヴォーカリストだったブラッドリー・ノウェルの未亡人トロイ・ノウェル・ホームスは語る。「サブライム・ウィズ・ロームは、ブラッドの代わりを見つけるとか、彼の事を忘れるって事じゃないんだって、ライヴ・パフォーマンスを通じてファンに訴えたのよ。音楽を祝福しようって。そして、ここから次の章が始まるの。ロームは、素晴らしいソングライターよ。バドとエリックの才能が彼をバックアップするわ。サブライム・ウィズ・ロームは、彼ら独自の色で輝くはず。新しい楽曲を聴くのが楽しみなのよ。だって、彼らは本当に才能があるから。」
サブライム・ウィズ・ロームは2009年に結成された。ラジオのクリスマス・ショーを含む、何公演かでパフォーマンスをする為だった。想像以上の反響に、バンドはワールド・ヘッドライン・ツアーを企画。いっぱいに埋まったライヴ・ハウスでのライヴは、各地で素晴らしいライヴ・レビューを獲得した。サブライムの曲は常にラジオでオン・エアされてきたが、ロームも彼自身のヒット曲を持っている。ザ・ダーティー・ヘッズと共作し、ヴォーカルで参加した「レイ・ミー・ダウン」だ。この楽曲は、モダン・ロック・チャートで1位になった。
<サブライム・ウィズ・ローム>
ローム・ラミレス(ヴォーカル、ギター)
エリック・ウィルソン(ベース)
フロイド”バド”ゴー(ドラムス)
<サブライムのバイオグラフィー>
1988年、カリフォルニア州ロングビーチでバド、エリック、そしてオリジナル・ヴォーカリスト/ギタリストのブラッドリー・ノウェルにより結成されたサブライムは、間違いなく最も成功を収め、影響力を持ったスカ・パンク・バンドだった。「デート・レイプ」、「サンテリア」などのラジオ・ヒットや、チャートを賑わせた「ホワット・アイ・ゴット」など。彼らは全世界で1700万枚のセールスを記録。代表作には、ダブル・プラチナに認定された『40オンス・トゥ・フリーダム』(1992年作品)、ゴールドに認定された『ロビン・ザ・フッド』(1994年作品)、5xプラチナに認定された大ヒット・アルバム『サブライム』(1996年作品)、プラチナに認定された『セカンド・ハンド・スモーク』(1997年作品)などがある。ロスにあるラジオ局KROQは、彼らの事を6年連続で「時代を超えた最もビッグなバンド」の3位に選出した。上にいるのはレッド・ホット・チリ・ペッパーズとニルヴァーナだけだ。しかしサブライムは、1996年のブラッドリーの死で活動を休止した。
<関連リンク>
■サブライム・ウィズ・ロームの日本公式サイト