“Chemical Palade” in ASIAライヴレポート
MUCC “Chemical Parade” in Asia
2011.4.17 九龍灣國際展貿中心 KITECH Auditorium
2010年10月の日比谷野外大音楽堂2Daysからスタートした「ムック Tour 2011 “Chemical Palade”」のツアーファイナル直前のLIVEは香港で行われた。
今回は台北、香港の開催でワンマンとしては2都市とも初のLIVEとなる。台湾にはこれまで2回のフェス参戦はあったもののいずれも台南の都市「高雄」での開催で台北は初となる。中国も上海でのLIVEはあったもが香港は初上陸となった。
前々日に行われた台北公演は割れんばかり歓声の中、無事終演を迎えたがアンコールの演奏も終わり客席に明かりがついてもアンコールが鳴り止まず、メンバーのはからいで急遽「大嫌い」を演奏。台湾ファンの熱狂ぶりがうかがえる一幕だった。
そしてファイナルの日本武道館前、最終の公演となる香港公演。会場は九龍にある複合施設でいくつかのホールやショッピングアーケードで構成されておりAuditoriumという今ツアーでは初のホールでのLIVEとなり客席はほぼ満員となった。
南国特有のスコールのような雨が午後から降り始めたが開場前にはすっかり止み、午後8時半の開演を迎えた。
そしていよいよLIVEがスタート。BGMと客席の照明が消えオープニングSEが流れるはじめると轟音のような歓声と同時にそれまで座席に座っていたファンが一斉にステージのある前方に押し寄せパニックのような状態に・・・。
まず日本ではお目にかかれない状況だが、現地のスタッフは、事も無げに見守っている。お国の違いとはいえ日常的にそうなのかムックのLIVEだからなのかは分からずじまい。ホールなのに客席の見た目はライブハウスのようになってしまっていた。今ツアー定番の楽曲が怒涛の勢いで演奏されると会場は既にMAXの盛り上がり。
アジア用にアレンジされたセットリストの掲載はここでは控えるが武道館のファイナルに向け熟成された演奏と香港のファンに始めて出合った感動が融合し独特の雰囲気でLIVEが繰り広げられ海外公演ならではの新鮮な感覚を覚えた。
日本に戻りいよいよファイナルを迎える”ChemicalPalade”が国内、ユーロ、アジアでの半年以上をかけた長期のLIVEでどんな形に進化したのか、5月21日の日本武道館ファイナルで確認してほしい。
MUCC “Chemical Parade” in Asia
◎台湾公演 2011.4.15 TheWALL TAIPEI
◎香港公演 2011.4.17 九龍灣國際展貿中心 Kitech Auditorium
≪ムックINFORMATION≫
ムック 日本武道館 2DAYS
ツアーファイナル&スペシャルライヴの2日間
TOUR “Chemical Parade” FINAL
2011年5月21日(土) 日本武道館 OPEN 16:00 START 17:00
MUCC history GIGS 97〜11
2011年5月22日(日) 日本武道館 OPEN 14:00 START 15:00
【チケット料金】 通常指定席券 ¥5,800(税込・指定席)
※2日間の武道館公演は海外のファンもNEXUSチケットセンターを通してチケットの購入が可能となりました。これはクレジットカードで決済するもので、購入者は発行される予約番号を控えて来場するとチケットレスで入場できます。
http://shopping.nexus-web.net/nexusticket_en/
(日本国内からの閲覧・購入はできません)
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