「音楽に関わる僕らが出来る事を、音楽を通じて出来る事を」を合言葉に、東日本大震災支援チャリティーコンサート「What a wonderful world〜がんばれ東北!がんばれ日本!〜in OKINAWA」(主催/www.がんばれ東北!がんばれ日本!実行委員会)が、4月10日(日)沖縄県本島中部にある宜野湾市コンベンションエリアを中心に開催された。
入場は無料で、アーティストおよび各機材など運営に関する費用は、すべて自己負担という、本当の意味のチャリティーイベント。アーティストをはじめ、各企業、団体、ボランティアが力を合わせ集結し、コンサートの様子はZepp Sendaiをはじめ東北4県のライブハウス、北海道、大阪、兵庫でも生中継された。またこの模様は、後日エフエム仙台などで特番も組まれる。入場者数はコンベンションエリアで3万5000人、仙台のZepp Sendaiでも600名を集め、沖縄から音楽で元気を届けた。モンゴル800、HY、BEGIN かりゆし58 玉城千春(Kiroro)らが出演し、県外からも、南こうせつ、細坪基佳、宮沢和史、サンボマスターら、年齢やジャンルを超えた総勢73組が出演。「被災地のみなさんに笑顔と一日も早い復興を」と願う思いが歌に乗せられた。
震災直後、全国的にリクエストが激増した楽曲「大丈夫」を歌うシンガーjimamaは、「今まで毎回ライブは全力でやってきたけど、今一番いい歌を歌いたい。沖縄から元気を届けようね。大丈夫といえるときまで一緒に歩いていきましょう」と、ステージから語りかけた。観客の中には「自然に涙が出てきて心が洗われる。命を大事にしていきたい、一日も早い復興を一緒に祈りたい」と涙する人も。集まった義援金と物販などの売上金は、すべて被災支援のために寄付される。
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■jimamaオフィシャルホームページ