WEAVERが4月1日(月)NHK大阪ホール、4日(日)渋谷C.C.Lemonホールにて初のホールワンマンライブFirst HALL Live 2011「Spring Field Forever〜『あ』『い』のあふれる場所〜」を開催した。
今回の公演は、WEAVER自身何度も話し合いを重ねた結果の開催だった。WEAVER自身も16年前に神戸に住んでおり阪神淡路大震災を経験。その時、彼ら自身もたくさんの方々から様々なかたちで力や希望を貰い、その中のひとつが「音楽」だったという。
本公演の中で杉本(Vo.)は「今度は僕達が「音楽」を通して希望を届けることができればと思っています。」と力強く語った。そんな思いのなか開催した今回のライブは、春色のピンク色のスーツ姿で登場。アンコールを含む全18曲を披露しオーディエンスを熱狂の渦に巻き込んだ。
「トキドキセカイ」で幕を開けたライブは、「僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜」「Hard to say I love you ?言い出せなくて?」などヒット曲を連発。
また、現在東京三菱UFJ銀行のフレッシャーズキャンペーンテーマソングとなっている新曲「春色グラフィティー」をライブで初披露。MCでは奥野(Ba.)はこの楽曲に対して「新生活を応援する曲になっています。新しいものにどんどん出会って欲しい!」と言い、この時期にピッタリな歌詞とメロディで会場を盛り上げた。「キミノトモダチ」(第89回全国高校サッカー選手権大会応援歌)、「『あ』『い』をあつめて」を立て続けに披露し、場内の熱気はピークに達した。尚、この2曲は配信のみの楽曲だったが、CD化の要望を多数受け、現在、レンタル限定シングルとしてリリースされているので、是非チェックしよう。
そして、アンコールでは、WEAVERがこの震災後に書き下ろした新曲も初披露。
その力強い歌詞とメロディに会場では泣き出す観客が続出した。
会場には、今回の東日本大震災への義援金箱が設けられており、公演の最後には杉本(Vo.)が、「“音楽”以外に僕達ができることとして、みんなの力をかりて被災地の方々に義援金を届ければと思っています。是非、みなさんご協力お願いします。」と呼びかけた。尚、この義援金は全額、「アミューズ募金」を通じて日本赤十字社へ寄付されることが既に発表されている。
4/3(日)渋谷C.C.Lemonホールでのライブの模様は、5/20(金)18:30〜からWOWOWにて放送します。この日のライブをもう一度味わえるチャンスだ!
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